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*「完璧映画」である「嘆きのテレーズ」恐るべき運命。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「嘆きのテレーズ」を牽引しているのはもちろんテレーズ・ラカンを演じるシモーヌ・シニョレだ。終始不機嫌な表情。不機嫌だからこその美貌。夫のカミーユは病弱でしかも圧倒的にセコい性格。毎木曜日に友人を呼び、夢中でゲームに興じる。毎日曜日には夫婦、だけでなく母親を伴い散策をする。しかし夫の身の回りの世話をするのは母親である。靴さえも母親が脱がせてやる。そんな日常の中に現れた野性味溢れるハンサムなトラック運転士のイタリア人と恋に堕ちるテレーズ。そこからはもちろん恐るべき運命が待ち受けている。映画史の中の「完璧」のひとつ。

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*桑田佳祐の「First Love」に心かきむしられる。 [末尾ルコ(アルベール)より]

ザ・イエローモンキーの「JAM」、うたちゃん(母)苦戦しつつも頑張って練習してます。今までうたってきた歌とかなり曲想が違うんだよね。でもそういうのを頑張って練習する姿勢が大切。
で、宇多田ヒカルの「First Love」。You Tubeに桑田佳祐がカヴァーしてる動画があがってたんだけど、これがもう抜群。宇多田ヒカル本人の歌唱ももちろん心かきむしられるが、桑田佳祐のカヴァーがまた凄い。楽曲本来の凄さに超一流の歌い手が魂を込めてうたえばどうなるか。「First Love」が教えてくれている。

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