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*アラン・ドロン死去。 [末尾ルコ(アルベール)より]

2024年8月、アラン・ドロンが死去した。

昭和の時代、アラン・ドロンは日本で極端な人気があった。だからこそ「普通の日本人」にとってフランスが、フランス映画が身近になった。だって普通の日本人小中学生がドロンを、そしてあの歴史的大傑作「太陽がいっぱい」を知っていたのだから。思えば、豊かな時代だった。
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*世代や時代を超えて愛そう。 [末尾ルコ(アルベール)より]

そう。スタバ某店大学生スタッフのRは「桑田佳祐が好きです」と言ったんです。こうして世代や時代を超えて好きなミュージシャン、だけでなく映画や小説や絵画、写真などでも、持ってる人って嬉しいよね。うたちゃん(母)が入院中、ぼくが泊まり込みで付き添いしてた頃、うたちゃんにあいみょんの「マリーゴールド」をうたってもらって大好評だったんだけど、ある理学療法士さんが「息子さん、どうしてあいみょん知ってるんですか?」なんて聞くの。この人の固定観念では、(人は同じ世代の歌だけを聴くもの)っていうのがあるようで。確かに同時代性は貴重だけれど、それだけじゃ同時代の価値も意義もわからないものです。

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*「曽根崎心中」の梶芽衣子。 [末尾ルコ(アルベール)より]

増村保造監督の「曽根崎心中」がせんばん(とっても)おもしろかった。近松門左衛門の原作を梶芽衣子、宇崎竜童主演で映画化。当然ながら歌舞伎を意識した演出、台詞回し、さらに表情演技など、正直かなり笑える。特に悪役橋本功がたんまり笑わせてくれるのだが、とにかく若き梶芽衣子がぐいぐい牽引してくれて充実した時間を与えてくれる。
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