*映画「うず潮」はこんな素敵映画。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「うず潮」。イヴ・モンタン演じる男の部屋にカトリーヌ・ドヌーヴ演じる女が転がり込んで来る。結婚式直前の彼女だったが、相手が嫌になって逃げ出したのだという。なるほどその男、何かといえば暴力に訴える、見事なまでのクズっぷりである。
当初はイヴ・モンタン演じる男は転がり込んで来たカトリーヌ・ドヌーヴ演じる女を迷惑がっていたが、徐々に惹かれ合うようになるという予定調和な展開だが、予定調和な展開を一級の映画として成立させるには演出の力、そして俳優の力が必須であり、「うず潮」にはどちらも存分に存在する。そして暴れまくるカトリーヌ・ドヌーヴを相手にできるスターは、イヴ・モンタン以外誰がいるだろうか。
当初はイヴ・モンタン演じる男は転がり込んで来たカトリーヌ・ドヌーヴ演じる女を迷惑がっていたが、徐々に惹かれ合うようになるという予定調和な展開だが、予定調和な展開を一級の映画として成立させるには演出の力、そして俳優の力が必須であり、「うず潮」にはどちらも存分に存在する。そして暴れまくるカトリーヌ・ドヌーヴを相手にできるスターは、イヴ・モンタン以外誰がいるだろうか。
*エライザの「恋」とは? [末尾ルコ(アルベール)より]
エライザ(ケアマネさん)がですね、「どうしてもお話したいことがあるんです」なんて言い始めたから何かと思ったら、「わたし、ロバート・レッドフォード、スティーブ・マックイーン、高倉健がとにかく好きで、この3人以外はぐっと落ちるんです。「ほうほう。あれっ、フランス人は?」と、ここまではお話しましたね。するとエライザ、「あ、そうですね、ルイ・ガレル」が好きです」「ルイ・ガレル、いいですね~」と、でもエライザ、本当にしたい話は別にあったんです。「わたし、トニー・レオンに恋したんです」「ほうほう」(←としか言いようがない) でもエライザ、ちょっと前には「最近老いを感じて」なんて言ってたのに、どうやら「恋」のおかげでイキイキと華やいでいるように感じた。人生に「ときめき」、必須です。