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*耽美の魅惑「エイリアン4」。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「エイリアン4」のシガーニー・ウィーバー(リプリー)は遺伝子がエイリアンと融合したクローンであり、従来のリプリーとはずいぶんとキャラクターが違っている。それはわかり易く外見にも表れており、まあこれまでより遥かに挑発的かつ挑戦的な表情をしてるわけです、とてもわかりやすく。しかしそんなリプリー、グンと耽美的で美しい。だからもともと圧倒的美貌のウィノナ・ライダーとのツーショットシーンは審美的に観応えたっぷり。後半、人間とエイリアンのハイブリッド「ニューボーン」が登場し、たいそうグロいんだけど、そんな中どことなく可愛いく、嬉し恥ずかしい要素も持ち合わせているのがジュネタッチ。
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*「ブエノスアイレス」を語る芋生悠。 [末尾ルコ(アルベール)より]

芋生悠が映画にのめり込むきっかけとなった作品がウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」。「ブエノスアイレス」について語る芋生悠は美しく、映画について語る芋生悠は美しい。
エライザ(ケアマネさん)はトニー・レオンに恋をしたと言い、彼の代表作のひとつが「ブエノスアイレス」だ。
ならば今、ぼくは「ブエノスアイレス」を観ねばならないだろう。ずっと昔は好きでもなかったウォン・カーウァイをあらためて訪ねるために。

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