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*うたちゃんは、ジャズもすんなりOK! [末尾ルコ(アルベール)より]

エライザ(ケアマネさん=ドレミファ娘)は「ジャズ嫌いです」と言ったけれど、うたちゃん(母)はジャズをたのしんでくれる。ごく最近までジャズとは100%関わりない人生を送っていたのに。この柔軟性がうたちゃんの素晴らしいところです。亡くなった父、つまりうたちゃんの夫は、演歌・軍歌しか聴かなかったからなあ。しかも「テレビへ出てたら観る」くらいのもので、レコード聴く習慣は皆無でした。ぼくが子どもの頃にクイーン聴いてたら、「こんなん音楽やない」なんて怒られたしなあ(笑)。
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*玉置浩二の「メロディー」も、うたちゃん大好き。 [末尾ルコ(アルベール)より]

玉置浩二なんかも以前はまったく興味なかったんだけど、(誰かに聴いていただく歌)という観点からすれば、なかなかいいんですよね、彼の歌。そう、(自分らがうたって、誰かに聴いていただく歌)という観点ができてから、あらゆるジャンルの歌に寛容になり、快感の幅が広がった。最近までわたし、かなり不寛容だったんです。好き嫌いが激しくてね。そんな意味で、玉置浩二の歌、いいですよ。うたちゃん(母)も気に入ってるしね。やはり彼の「メロディー」、いいですよ。

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*森谷司郎監督と小松左京。 [末尾ルコ(アルベール)より]

森谷司郎監督は53歳で死去している。あの風格と苛烈と凄みの「八甲田山」を撮った監督が53歳でなくなっているとは驚きだし、残念なことだ、いかに数十年前のことと言えど。
森谷監督の「日本沈没」は、親に連れられて映画館で観た。
1973年のこと。(ああ、日本が沈んでるなあ)というシーンがあったが、作品全体の記憶は薄い。小松左京のベストセラーが源作だった。しかしさほど小松左京を読んでないぼくにとって彼の最もインパクトある作品は、短編の「くだんの母」である。今後さらに新たに彼の作品を読むかどうかはわからない。
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*「そこのみにて光輝く」と「ジョゼと虎と魚たち」の池脇千鶴。 [末尾ルコ(アルベール)より]

池脇千鶴ってつくづく凄い女優だよなあ。もちろんわかってたんだけど最近「そこのみにて光輝く」と「ジョゼと虎と魚たち」を続けて観ましてね。いや凄い、池脇千鶴!映画も両方、以前に観た時よりグッとよく感じた。だから優れた映画は繰り返し鑑賞しなきゃならない。うたちゃん(母)も堪能した「そこのみにて光輝く」と「ジョゼと虎と魚たち」。どうにもならない現実の中で生きている人間たちの心。
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*「聖職の碑」、木村大作の迫力。 [末尾ルコ(アルベール)より]

森谷司郎監督の「聖職の碑」。主演は鶴田浩二だ。他の出演者は、三浦友和、岩下志麻、北大路欣也の三人が目立っている。田中健や中井貴惠はこうした映画では場違い感が強い。それにしても丹波哲郎って、いろんな映画へ出てるね。
「聖職の碑」は大正2年に起こった木曽駒ヶ岳大量遭難事故を題材としていて、同事故で教員・生徒ら38人が遭難し、11人が死亡している。わたしの感覚では、学校行事として多くの生徒(現在で言えば中学生)を引率して3000m級の山岳登山をすること自体理解し難いが、それはさて置こう。何はともあれ「八甲田山」と同様木村大作による撮影は迫力十分だ。
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*スタバスタッフさんから誕生日プレゼント。 [末尾ルコ(アルベール)より]

十一月初め、スタバ某店舗、うたちゃん(母)ととても仲良くしてくれて、折に触れ贈り物をくださるスタッフさんの一人が、「ちょっと遅れましたけど、お誕生日の」と、青鬼の可愛らしいぬいぐるみとチョコなどをくださいました。ホント、嬉しいなあ。誕生日、ちゃんと覚えてくれているんだからねえ。人情、身に染みます。

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*「ミッシング」で石原さとみは「壊れた」のか? [末尾ルコ(アルベール)より]

吉田恵輔監督の「ミッシング」、なにせ「あの石原さとみが壊れた」的に、特にネット界隈では盛り上がりっ放しの公開時だったわけで、もちろんネット界隈の盛り上がりなんぞ、社会全体から見れば微々たるものには違いないが、メディアの情報によれば、石原さとみは吉田監督に「自分を壊してはしかった」らしく、監督も期待に応え「壊した」のだという。この場合の「自分」とはもちろん「石原さとみ自身」ではなく、「テレビドラマで染み着いてしまった石原さとみという女優のイメージ」に他ならないだろう。この心意気は買える。

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*エライザ(ケアマネさん)はジャズが嫌い? [末尾ルコ(アルベール)より]

そういえばエライザ(ドレミファ娘→ケアマネさん)、こんな風にもぶっちゃけてましたなあ。「Mrs. GREEN APPLE、大嫌いなんですよ」「ジャズ嫌いなんです」とかね。まあこういうのは好みだからいいんですけどね、ジャズというジャンル自体を「嫌い」と決めつけるのはもったいない気がするんだが。なんでもエライザ、高校時代に吹奏楽部で、顧問の教師にジャズばかりやらされて、それで嫌になったのだとか。まあそういうのってあるよね。

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*「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の見事なバランス。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は観ようか観まいか迷ったのだが、ティモシー・シャラメは現在最重要俳優の一人だし、時にファンタジー・ミュージカル・コメディもいいかなと思い、その直前に「母の聖戦」なんてハードな映画も観たばかりでバランスを取ってみようとも思ったこともあり、観てみたら実にたのしい鑑賞時間となり大成功だった。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」。なにせまずティモシー・シャラメが素晴らしいのが第一。そして映画全体のバランスが実にいい。ストーリーもギャグもセットも歌もダンスも、そしてヒュー・グラント、サリー・ホーキンス、オリビア・コールマン、ローワン・アトキンソンら共演陣も、絶妙のバランスの中で映画を生きている。
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*うたちゃんも夢中、長谷川きよしの声、ギター。 [末尾ルコ(アルベール)より]

長谷川きよしって、以前からなんとなく知っていたけれたけれど、本格的に認識して聴き始めたのはごく最近。こういう時はYou Tube、役に立ちます。もちろんうたちゃん(母)も今夢中。
長谷川きよしは1949生まれの75歳。幼い頃から全盲のシンガーソングライター、ギタリストだ。ギターの腕前も見事だが、特筆すべきはその歌声。深く艶があり、突き放すようで、温かい。デビュー曲の「別れのサンバ」、中原中也の詩に彼が曲をつけた「湖上」、そしてシャンソンの有名曲「愛の讃歌」、「ラ・ボエーム」。彼の「愛の讃歌」は日本語でうたわれた同曲としては最高だと思います。
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