*森谷司郎監督と小松左京。 [末尾ルコ(アルベール)より]
森谷司郎監督は53歳で死去している。あの風格と苛烈と凄みの「八甲田山」を撮った監督が53歳でなくなっているとは驚きだし、残念なことだ、いかに数十年前のことと言えど。
森谷監督の「日本沈没」は、親に連れられて映画館で観た。
1973年のこと。(ああ、日本が沈んでるなあ)というシーンがあったが、作品全体の記憶は薄い。小松左京のベストセラーが源作だった。しかしさほど小松左京を読んでないぼくにとって彼の最もインパクトある作品は、短編の「くだんの母」である。今後さらに新たに彼の作品を読むかどうかはわからない。
森谷監督の「日本沈没」は、親に連れられて映画館で観た。
1973年のこと。(ああ、日本が沈んでるなあ)というシーンがあったが、作品全体の記憶は薄い。小松左京のベストセラーが源作だった。しかしさほど小松左京を読んでないぼくにとって彼の最もインパクトある作品は、短編の「くだんの母」である。今後さらに新たに彼の作品を読むかどうかはわからない。
*「そこのみにて光輝く」と「ジョゼと虎と魚たち」の池脇千鶴。 [末尾ルコ(アルベール)より]
池脇千鶴ってつくづく凄い女優だよなあ。もちろんわかってたんだけど最近「そこのみにて光輝く」と「ジョゼと虎と魚たち」を続けて観ましてね。いや凄い、池脇千鶴!映画も両方、以前に観た時よりグッとよく感じた。だから優れた映画は繰り返し鑑賞しなきゃならない。うたちゃん(母)も堪能した「そこのみにて光輝く」と「ジョゼと虎と魚たち」。どうにもならない現実の中で生きている人間たちの心。