*「ドクトル・ジバゴ」 と「ペイルライダー」の銃撃。 [末尾ルコ(アルベール)より]
銃撃シーン。しかも「ヒート」における、いわゆる「銃撃のシンフォニー」的なものでなく、一発の銃弾を放つシーン。その銃声の衝撃。たとえば「グロリア」のジーナ・ローランズが出会った少年を守るために仲間だったマフィアの連中に放った銃撃は映画史に残る美を湛えている。その上でぼくは、次の二本を「最高の銃撃(ワンショット)に挙げる。
「ドクトル・ジバゴ」
「ペイルライダー」
「ドクトル・ジバゴ」はジュリー・クリスティによって、「ペイルライダー」はクリント・イーストウッドによって放たれた銃撃。
「ドクトル・ジバゴ」
「ペイルライダー」
「ドクトル・ジバゴ」はジュリー・クリスティによって、「ペイルライダー」はクリント・イーストウッドによって放たれた銃撃。
*日常下の炎、芋生悠「左様なら」。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「左様なら(さようなら)」という映画があって、監督は石橋夕帆。彼女の長編映画デビュー作である。主演は芋生悠。
「左様なら」は海辺の町の高校生たちの日常をヴィヴィッドに描いた作品だが、クラスメートの女子のにより日常に亀裂が入る。
もちろんクラスメート一人が死んだところですぐに日常を取り戻す生徒たちの姿も的確に描かれているし、淡々と展開しているようで、その底流には常に炎が爆ぜている。
「左様なら」は海辺の町の高校生たちの日常をヴィヴィッドに描いた作品だが、クラスメートの女子のにより日常に亀裂が入る。
もちろんクラスメート一人が死んだところですぐに日常を取り戻す生徒たちの姿も的確に描かれているし、淡々と展開しているようで、その底流には常に炎が爆ぜている。