*「ミッシング」石原さとみと常盤貴子の共通点。 [末尾ルコ(アルベール)より]
かつて常盤貴子は「連ドラの女王」と呼ばれていたが、ある時期から(このまま続けていたら気が狂う)とまで思い詰め、事務所に「映画へ出させてくれなきゃ女優を辞める」と直訴。しかも「レスリー・チェン共演したい」と希望したら、本当に彼と映画で共演できたというエピソードがある。その後常盤貴子は映画にシフトして現在にまで至っている。
石原さとみは常盤貴子ほどの激しさ徹底さはないが、やはり「ミッシング」出演の経緯に共通点を感じる。そしてこのような動きは大歓迎だ。
その「ミッシング」たが、これまでの吉田恵輔作品と比べるといささか一本調子に感じるが、それでも観応えは十分である。
石原さとみは常盤貴子ほどの激しさ徹底さはないが、やはり「ミッシング」出演の経緯に共通点を感じる。そしてこのような動きは大歓迎だ。
その「ミッシング」たが、これまでの吉田恵輔作品と比べるといささか一本調子に感じるが、それでも観応えは十分である。
*「タイタニック」、「極めて強力なラブロマンス」としての成功。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「タイタニック」は大きく二種類の圧倒的観どころかある映画だと言える。つまり、「極めて強力なラブロマンス」と「極めて的を射た海洋ロマン」である。後者に関しては海洋ロマンの最高峰「ジョーズ」と通低しているが、それについては後日に譲ろう。まさに「世界が泣いた」「極めて強力なラブロマンス」だが、言うまでもなく、その成功はまずレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットのキャスティングにあった。当時のディカプリオの破壊力は文句なしに世界の頂点であり、これには誰も異論なかろうが、ウィンスレットに異論がある人は多くいた。しかし今観返してみれば、彼女以外のローズはありえないことがよくわかる。