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*美ヒヨコは なりたい顔など ありませぬ  [末尾ルコ(アルベール)より]

そういえばエライザ(ドレミファ=ケアマネさん)、「アン・ハサウェイみたいな顔にもなりたいですね」とも言ってましたね。ペネロペ・クルスとエマニュエル・ベアールとアン・ハサウェイかあ。じゃあ俺っちはモニカ・ヴィッティみたいな顔になろうかな。ならん、ならん。ただぼくは「なりたい顔」とかないんです。子どもの頃はポール・ニューマンみたいな顔になりたかったけどね。10代の時分は人並みに容姿にコンプレックスがあった。でも30くらいからかな、今18歳なのはさて置いて、なんか皆ぼくの顔が「いい」と言うし、そんな目で見てくれるようになったんです。だから「なりたい顔」ないんですわ。はははははあ。あれ、自慢してます?


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*「カサブランカ」、奇跡の時間。(再掲) [末尾ルコ(アルベール)より]

さて人生は苦しいものです。表面上は笑顔を浮かべていても、ほぼ誰もが苦しみながら生きている。映画歴史の中に奇跡的なシーンがあります。「カサブランカ」、リックのバーでナチスの将校たちか我が物顔でドイツの歌をうたっている。反ナチ運動家ラザロとリックの指示でフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」をうたい始める。フランス人たちは 総立ちでドイツに対抗してうたう。状況の中でナチスに媚びを売らざるを得なかったイヴォンヌも涙を流しながらうたう。屈辱の日々をぶち壊そうとするかのように。そして、「フランス万歳!自由万歳!」と叫ぶ?(これは一体演技なのか?)と思うほど迫真の表情。奇跡のシーン、奇跡の表情。映画にはこういうことがある。
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