*「パリに見出されたピアニスト」の主役はあの大名優の孫。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「パリに見出されたピアニスト」(原題 Au bout des doigts)という2018年のフランス・ベルギーの映画はその構造がほとんど「テノール」と同じで、どちらも要するにベタ、しかしよきベタである。「テノール」は若いラッパーがオペラ歌手になり、「パリに見出されたピアニスト」は窃盗などを繰り返す少年がピアニストとなる。どちらも専門家に見出だされてのこと。特に「パリに見出されたピアニスト」はそれがランベール・ウィルソンだから観入ってしまう。さらに少年を直接指導する講師がクリスティン・スコット・トーマス。さらにさらに、主役の少年がジュール・ベンシェトリ。と書いても誰かわからなかろうが、ジャン=ルイ・トランティニャンの孫だという。鑑賞後これを知ってわたしは(観てよかった)とつくづく思った。
*エライザがペネロペに! [末尾ルコ(アルベール)より]
で、エライザ(ドレミファ=ケアマネさん)ですけど、「ペネロペ」っていう発音かたのしいので、当面「ペネロペ」中心でいきましょう。適宜「エライザ」「ドレミファ」「ベアール」「ハサウェイ」なども使いつつ。