*年末年始お薦め映画、もちろん「カサブランカ」も! [末尾ルコ(アルベール)より]
その意味で十二月一月、「カサブランカ」も観なくちゃねえ。未見の人はもちろん、観たことある人も、何度観てもいいから。てなわけで、以前にアップした大切な文章、また載せます。
さて人生は苦しいものです。表面上は笑顔を浮かべていても、ほぼ誰もが苦しみながら生きている。映画歴史の中に奇跡的なシーンがあります。「カサブランカ」、リックのバーでナチスの将校たちか我が物顔でドイツの歌をうたっている。反ナチ運動家ラザロとリックの指示でフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」をうたい始める。フランス人たちは 総立ちでドイツに対抗してうたう。状況の中でナチスに媚びを売らざるを得なかったイヴォンヌも涙を流しながらうたう。屈辱の日々をぶち壊そうとするかのように。そして、「フランス万歳!自由万歳!」と叫ぶ?(これは一体演技なのか?)と思うほど迫真の表情。奇跡のシーン、奇跡の表情。映画にはこういうことがある。
さて人生は苦しいものです。表面上は笑顔を浮かべていても、ほぼ誰もが苦しみながら生きている。映画歴史の中に奇跡的なシーンがあります。「カサブランカ」、リックのバーでナチスの将校たちか我が物顔でドイツの歌をうたっている。反ナチ運動家ラザロとリックの指示でフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」をうたい始める。フランス人たちは 総立ちでドイツに対抗してうたう。状況の中でナチスに媚びを売らざるを得なかったイヴォンヌも涙を流しながらうたう。屈辱の日々をぶち壊そうとするかのように。そして、「フランス万歳!自由万歳!」と叫ぶ?(これは一体演技なのか?)と思うほど迫真の表情。奇跡のシーン、奇跡の表情。映画にはこういうことがある。
*うたちゃんとの常田大希についての素敵会話。 [末尾ルコ(アルベール)より]
89歳の(あまり年齢は意識したくないけれど、初めて読んでくださてる方にもわかりやすく、という殊勝な思いもあり)うたちゃん(母)とたとえばKing Gnuの常田大希のピアノプレイについて、彼が髪を振り乱しながら狂おしく鍵盤を叩きく姿はきっと自分でも(俺って美しいな)とわかった上でやっているのではないかと語り合えるなんて、なんて素晴らしい母子関係なんだと自分で思うわけです。あ、また自慢話になっちまったねえ。けへえ!
*年末年始に絶対!「風と共に去りぬ」最強の観せ場。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「風と共に去りぬ」の観せ場は「すべて」だと言えるが、そう、優れた映画はおしなべて「すべて」観せ場なのであるが、とりわけ「風と共に去りぬ」の観せ場はダイナミックである。何かといえばCGを使いまくる昨今のビッグバジェット映画とはあまりに違う目の回りそうな本物の人間たちの凄まじい人海戦術、壮大極まりないセット、てらいなくカラフルで時にケバケバしいまでの映像、絢爛たる衣装、そしてもちろんあの心かきむしる「タラのテーマ」。しかしそれらをさらに凌駕する最強の観せ場は、はい、主演の二人、ヴィヴィアン・リーとクランーク・ゲーブル。である。