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*高倉健はどう思う、今の日本。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「高倉健に会いたい」という番組がNHK BSであって、凄くおもしろかったし、あらためて高倉健の凄さ、見事さを強く認識した。うたちゃん(母)も観て大感激。そしてあらためて現在日本の映画が置かれた状況を高倉健が知ったらさぞかし嘆くだろう。もっとも彼が亡くなったのは2014年だから、現在の状況は概ね知っていただろうけど。淀川長治が死去したのが1998年。これこそ今の日本を知ればでんぐり返らんばかりに驚愕し、怒髪天をついたことだろう。現在日本文化状況への危機感はより多くの国民が持つべきだろう。

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*「キャロル」のふたりはそこに生きている。 [末尾ルコ(アルベール)より]

映画史上、もちろん映画作品の中で、最高のカップルとぼくが考えるのが次の6作品でしたね。

「風と共に去りぬ」
ヴィヴィアン・リー
クラーク・ゲーブル

「カサブランカ」
ハンフリー・ボガート
イングリッド・バーグマン

「男と女」
アヌーク・エーメ
ジャン=ルイ・トランティニャン

「離愁」
ロミー・シュナイダー
ジャン=ルイ・トランティニャン

「キャロル」
ケイト・ブランシェット
ルーニー・マーラ

「三つ数えろ」
ハンフリー・ボガート
ローレン・バコール

この中で一番新しいのが「キャロル」。しかし他5作品のい並ぶ神話的俳優たちの傑作に引けをとらぬだけの凄まじいクオリティの映画です。なにせ美しい。そして奥深い。そして困難に満ちた愛のPASSIONを演じるのがケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ。この作品のこの役に他の女優はあり得ないほどに、ふたりは役を生きている。
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