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*「アウシュヴィッツの生還者」、そのクライマックス、 [末尾ルコ(アルベール)より]

「アウシュヴィッツの生還者」は主人公の収容所時代をモノクロ、戦後米国へ移住してからをカラーで描いている。そして収容所時代と戦後を概ね交互に描かれているが、正直なところ収容所で起こった過酷な現実の印象が薄まった感はある。ベン・フォスターが凄まじい役作り、演技をしていただけに少々残念ではあった。しかしもちろん戦後のベン・フォスターも素晴らしい。髭のない普通の風体のベン・フォスターは、外見だけでは実に目立たないが、そんな彼も新鮮であり、ヴィッキー・クリープスのやり取りも充実している。
そしてクライマックス。ベン・フォスターが「ある人」と語り合うシーン。静かだが、ナチスの恐怖を乗り越えた万感がじりじりと胸に迫る。

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「濃厚な映画たち」のために
「本・映画・音楽」を「話題にする」という戦い

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*生涯感性を磨き続けよう。 [末尾ルコ(アルベール)より]

それにしてもうたちゃん(母)、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを観たて泣かんばかりに感激。この「感動する心」はずっと大切にしていきたい。まあこれほ老若男女を問わずですが、「感動する心」って本当に大切です。これによって、人生まったく変わってきます。親が子に情操教育を与えるのは当然として(といっても日本の家庭教育、かなり怪しいと思いますが)、「子ども時代に」というだけでなく、生涯に渡って「感性を鍛える・磨く」鍛練を続けねばなりません。

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*「カミーユ・クローデル」の中のポール・クローデル。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「カミーユ・クローデル」は一般的には名作映画のひとつにかぞえられるけれど、ここで言う「一般的」って何なんだって自分で書いてても思う。日本の「一般人」って、「カミーユ・クローデル」という映画も、カミーユ・クローデルって人も知らないよね。
「カミーユ・クローデル」って映画は、淀川長治や蓮実重彦なんかからすれば、「馬鹿馬鹿しい映画」となるわけです。そんな観方もあると知っておくといい。まあわたしは「カミーユ・クローデル」けっこうたのしめる。終盤のアジャニーのオーバーアクトには少々辟易だけど、映画ポール・クローデル、ドビュッシーなども登場するだけで嬉しくなりますわ。






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だって市川雷蔵(狂四郎)が、「それはそれ、恋は恋」と言ってくれたから。


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岸井ゆきの+芋生悠+小川あん。濃厚な映画たち。名を並べるだけで、気力が沸いてくる。勇気が強化される。

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*うたちゃん。ウィーンフィル ニューイヤーコンサートに大感激。 [末尾ルコ(アルベール)より]

ウィーンフィルのニューイヤーコンサート。毎年NHKで1月1日に放送してるでしょ。今年の新年1月2日に、録画したやつをうたちゃん(母)に観て聴いてもらった。しかしなにせ番組枠は3時間、いかにも長いのでどうかなあと思ったけれど、それがそれがなんとなんと、約3時間、うたちゃんまたしても泣かんばかりに感激しっ放しだ。ぼくも実はニューイヤーコンサート、通して全体を鑑賞するのは初めて。以前はバレエと後半だけ観たりしてたんですわ。あらためて思ったのはニューイヤーコンサート、音楽の凄さだけじゃなく、ウィーンでやっているということ、そして会場の雰囲気に圧倒される。うたちゃんもまさしくそれでした。


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*お正月もやはりスタバへ。 [末尾ルコ(アルベール)より]

元日のお話になりますが、午前中はいつも通りうたちゃん(母)とスタバ某店舗へ行き、年始のご挨拶。我々あまり親戚づきあいしないし、そもそも祖父母がプロテスタントだったこともあり、年始回りの習慣まったくなかったんですわ。それはそれで煩わしくなかったので悪くはなかったですけどね。今はスタバの皆様が親戚、友人的な感覚ですね。スタバ関係だけで、いつも足を運んでる6店舗で少なくとも100人以上面識のあるスタッフいますから。ありがたいことです。

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*「カミーユ・クローデル」のイザベル・アジャニー。 [末尾ルコ(アルベール)より]

スマホを補助的に使うのならまだしも、スマホで「映画1本観た」なんていうのは違う。そもそもあんな小さな画面では映画の醍醐味は一切味わえないし、映画へのリスペクトにあまりに欠けている。
さて前にオーギュスト・ロダンに触れたのは久々に「カミーユ・クローデル」を観たからなのですね。やはりおもしろかった。カミーユ・クローデルがイザベル・アジャニー、オーギュスト・ロダンがジェラール・ドパルデュー。これは1988年の作品だが、同時としてはこの上ないキャストだったと言える。1975年の「アデルの恋の物語」以来のイザベル・アジャニーのスターぶりたるや凄まじいものだったし、本物のカミーユに似てもいるんだよね。


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だって市川雷蔵(狂四郎)が、「それはそれ、恋は恋」と言ってくれたから。


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*立体芸術は直に鑑賞、映画は? [末尾ルコ(アルベール)より]

立体芸術こそ平面っはダメ、実物を実際観てみないとその価値はまったく理解できないという真理を身を持って理解したのがかつて足を運んだ「ロダン展」であって、学校の教科書などの写真で見ていて退屈だと感じていたロダン作品とは次元の違い過ぎるド迫力の世界に圧倒された経験はいまだ新鮮そのものである。映画も本来大きな画面で観るものであって、もちろんスクリーンがベスト。まあ映画料金も高いから、スクリーンが無理ならせめて(少しでも大きな画面で)という意識と実行が必要です。それが映画に対するリスペクトというもの。

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*「ももいろ歌合戦」のアイドルメドレーが素晴らしかった。 [末尾ルコ(アルベール)より]

大晦日、「ももいろ歌合戦」が至極よかった。特に佐々木彩夏プロデュースのアイドルメドレーは圧巻だった。「新しいステージエンターテイメント」と言ってもいいレベルに達していた。ぼくはアイドルに血道を上げるタイプの人間ではないのだけれど、このアイドルメドレーはいろんな人にお薦めしたくなるくらいだった。佐々木彩夏(ももクロ)、信念が強固だね。

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*静かで心地いい「静かなふたり」。 [末尾ルコ(アルベール)より]

だって市川雷蔵(狂四郎)が、「それはそれ、恋は恋」と言ってくれたから。

「静かなふたり」は70分程度のフランス映画で、パリが舞台。そしてまたしてもまたしてもパリが魅力的に描かれている。近景と遠景のバランスが心地よく、街路を歩くのがロリータ・シャマ。イザベル・ユペールの娘だがお母さんと比べてはいけません。ユペールは世紀の怪物女優ですから。しかしスラリとしたロリータ・シャマがパリの街並みを歩く姿は実に画になる。映画はシャマが演じる主人公と古書店の老店主が、孫と祖父ほどの年齢差があるにもかかわらず恋愛感情を抱くという展開だが、生々しいシーンは一切なく、ひたすら淡々と話は進む。なんてことないが、気持ちよく観られる作品だ。

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*うたちゃん、「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」に目まん丸。 [末尾ルコ(アルベール)より]

NHK BSで「情熱のジャズ 夢追うヴォヤージュ」という番組があって、70周年を迎えた「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」をジャズ作曲家、指揮者の挾間美帆がリポートするという体裁。クリスチャン・マクブライド、ケニー・バロン、ジュリアス・ロドリゲス、サマラ・ジョイらのインタビューもありという豪華版。ロバート・グラスパー、カマシ・ワシントン、レイヴェイ、アニーサ・ストリングス、穐吉敏子、渡辺貞夫、山下洋輔、上原ひろみも登場するという豪華豪華の豪華版。うたちゃん(母)も目をまん丸くしてたのしんだ。

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