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*「ルー、パリで生まれた猫」の美しさ。 [末尾ルコ(アルベール)より]

猫を題材とした映画で、「猫は逃げた」や「猫が行方不明」は非常におもしろかった。動物写真家の岩合光昭が監督した「ねことじいちゃん」は残念ながらいただけなかった。猫を題材としている割には猫の印象が薄いし、小林薫、田中裕子、柄本佑、柴咲コウら出演陣の中で、主演の立川志の輔が浮いちゃってるように感じた。
「ルー、パリで生まれた猫」は10歳の少女クレムと子猫のルーが主演。子ども向きであるとも言えるけど、大人が観てもたのしめる。大きな観どころは深く美しい自然描写。「デリシュ!」でも息を呑んだが、フランス映画は際立った自然描写の作品も数多い。そして「ルー、パリで生まれた猫」では少女と子猫のベタついた触れ合いは少なく、ルーは途中で行方不明となる。しかしそれは人間にとって行方不明ではあっても、当の猫にとってはそうではないのだ。

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「濃厚な映画たち」のために
「本・映画・音楽」を「話題にする」という戦い

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*うたちゃんに解説しながら映画鑑賞の幸せ。 [末尾ルコ(アルベール)より]

うたちゃん(母)、「ゴッドファーザー」とかは今までしっかり鑑賞したことないんですわ。そういう映画、いっぱいある。かつてはぼくは一人で映画館行くこと多かったし、レンタルで観るときはうたちゃんが寝てる時間に鑑賞することが多かった。うたちゃん小学校の先生で毎日疲れて帰ってたし、若い頃は低血圧だったから、一緒に観ててもだいたい途中で眠っちゃいました。ぼくもまだ母親のために入念に解説なんて気はなかった時代だしね。でも今はうたちゃんに解説しながら映画鑑賞する時間が最高に幸せ。

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重要スローガン&行動

「濃厚な映画たち」
「本・映画・音楽」を「話題にする」という闘い

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