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●フランス人フェノンが選んだ、「最も偉大な映画俳優」とは? [吉高由里子]

●フランス人フェノンが選んだ、「最も偉大な映画俳優」とは?

末尾ルコ「映画の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

映画の話、してますか?映画ほど「話題」として豊かに展開できるものはそうそうありません。「映画を観る→それについて語る」・・・これです。このシンプルな方法を習慣づけるだけで、人生はどんどん充実してきます。
当ブログでもしょっちゅう話題にしていますが、「映画史上最高の俳優は誰か?」という正解のない疑問。数学的世界と違い、人間社会の行いに「正解」はありません。その中でしかし、「求め続ける」ことが感性や知性の強化に繋がるわけですね。
「映画史上最高の俳優は誰か?」・・・米英の映画関係者やファンが選んだランキングの上位にはたいがい、マーロン・ブランド、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジャック・ニコルソンが入っています。
この4人に比べると、ダスティン・ホフマンはやや下位になっていることが多いのです。
ある日、友人のフランス人 フェノンにこの4人の名を挙げて「どう思う」か尋ねてみました。
フェノンは「どうしても二人になる」と言い、ロバート・デ・ニーロとダスティン・ホフマンを挙げました。
フェノンが飲んでいたオレンジジュースはもうほとんどなくなっていました。

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●末尾ルコ「映画『大統領の執事の涙』に出てきた、アイゼンハワーから7人の米国大統領の名前は誰?」 [吉高由里子]

●末尾ルコ「映画『大統領の執事の涙』に出てきた、アイゼンハワーから7人の米国大統領の名前は誰?」

末尾ルコ「映画の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

フォレスト・ウィテカー主演で、派手な内容ではないながら米国でメガヒットを記録した『大統領の執事の涙』。
巨額予算のスーパーヒーロー物の氾濫するハリウッドの現状は必ずしも「素晴らしい」とは言い難いけれど、『大統領の執事の涙』だけでなく、シビアなテーマの作品やアートフィルムが突然大ヒットを記録する可能性があるのが米国のポテンシャルであり、こうした点に於いては日本は遠く及ばないのである。

『大統領の執事の涙』は、フォレスト・ウィテカー演じる黒人の執事が、アイゼンハワーを始めてして「7人の大統領」の下で働き、その過程で米国の現代史の断片を炙り出していく。
ところで「アイゼンハワーから数えて7人の米国大統領」、すらすらと名前が出てくるでしょうか?
3行分ほど考えてみてください。



はい。正確に並べることができましたか?
次のような順で大統領が生まれています。

アイゼンハワー
ケネディ
ジョンソン
ニクソン
フォード
カーター
レーガン

どうでしょうか、ジョンソンとフォードって、けっこう忘れている人が多いんじゃないかな?

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●末尾ルコ「『初体験 リッジモント・ハイ』、フィービー・ケイツ日本で大人気の時代、そこにいた名優たちは」 [吉高由里子]

●末尾ルコ「『初体験 リッジモント・ハイ』、フィービー・ケイツ日本で大人気の時代、そこにいた名優たちは」

末尾ルコ「映画の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

『初体験 リッジモント・ハイ』(Fast Times At Ridgemont High)という映画があって、1982年製作の米国映画だけれど、洋画専門誌『ロードショー』などを購読していたファンにはとてもお馴染みの作品である。
わたしは『ロードショー』も『スクリーン』も買っていた正統的洋画かぶれファンだったけれど、これら洋画専門誌の情報が日本人映画ファンの意識に与えた影響は、良い面・悪い面かなり極端に存在していたと思う。
それはさて置き、『初体験 リッジモント・ハイ』がどうして『ロードショー』や『スクリーン』に頻繁に掲載されていたかといえば、出演者の一人であるフィービー・ケイツが当時の若い日本人洋画ファンに大人気だったからで、『初体験 リッジモント・ハイ』はあたかも「フィービー・ケイツ主演」のような扱いでこれら映画誌に掲載され、劇場公開された。
今だとネットで米国の情報を調べればすぐに、「フィービー・ケイツは3番目にクレジットされている」事実が分かるけれど、当時は一ファンにはなかなか調べようがなかった。
ではフィービー・ケイツより上位にクレジットされていたのは誰かといえば、ジェニファー・ジェイソン・リーとショーン・ペンである。
二人ともその後、名優、大スターとなる。
ということまでは、わたしももうだいぶ以前から知っていたが、割と最近知ったのが、『初体験 リッジモント・ハイ』に脇役としてフォレスト・ウィテカーも出演していた事実だ。

これちょっと、『初体験 リッジモント・ハイ』。観直さなきゃならないよね。

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●あなたは「外国人に日本の本を薦めるとすれば」、何を選びますか? [吉高由里子]

●あなたは「外国人に日本の本を薦めるとすれば」、何を選びますか?

末尾ルコ「読書の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

「座右の書」と言いますか、「生涯読み続ける本」。
あなたはそんな本をどれだけ持っていますか?
あるいは、「外国人に日本の本を薦めるとすれば、何を選ぶか」。
どうでしょうか?
いろいろな本が思い浮かぶでしょうが、例えば「村上春樹の本」というのもちと恥ずかしい。
そう感じる方も多いでしょう。
そこでもし、あなたが「外国人に日本の本を薦める機会」があるのなら、次の4作は「絶対的」ということで挙げておきます。

『金閣寺』三島由紀夫
『野火』大岡昇平
『春琴抄』谷崎潤一郎
『沈黙』遠藤周作

もう読んでますか?
もちろん「外国人に薦める」前に、あなたの「座右の書」としてほしいわけですが。

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●二階堂ふみを嫌い、Yahooコメント欄でディスる人たちと「ネットいじめ」との関係は? [吉高由里子]

●二階堂ふみを嫌い、Yahooコメント欄でディスる人たちと「ネットいじめ」との関係は?

末尾ルコ「社会観察で、知性と感性を鍛えるレッスン」

Yahooコメント欄の利用方法、もうお分かりですね。基本的に、「書き込み」なんてするべきではないけれど・・・いや、この件について詳しくはメルマガなどで書きましょう。
Yahooコメント欄を見ると、どんな人が「コメント欄に馬鹿な書き込みをする人に嫌われる傾向にある」かかなり分かります。二階堂ふみもその一人ですね。
どんな話題の記事であっても、そのコメント欄にはずらり否定的な書き込みが並びます。肯定的な書き込みなど、探すのが難しいほどです。
そしてもちろんそれらコメントを書いた人たちのほとんどは、二階堂ふみ出演の映画を観ていません。せいぜいちょこっとテレビドラマで見たとか、ちょこっとバラエティー番組で見たとか、あるいは雑誌で見かけたとか、その程度です。
その程度の認識で、(こいつムシが好かない)と決め付け、それだけでは飽き足らず、わざわざコメント欄に益体もない罵詈雑言を書き込むのです。
こういう人たちって、「ネットいじめ」とかも楽勝でやってそうですね。

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末尾ルコ「凄い奴らの対決と言える、『ちはやふる』の広瀬すずVS松岡茉優とは?」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

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●末尾ルコ「凄い奴らの対決と言える、『ちはやふる』の広瀬すずVS松岡茉優とは?」。

末尾ルコ「映画の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

「対決」にはワクワクさせられる。それがしかも「凄い奴ら同士の対決」であれば最高だ。なにせ「対決」であれば、素人同士でもおもしろい。
素人をリングに上げて格闘をやらせるという企画がちょいちょいあるが、そしてもちろんこんな企画は褒められたものではないけれど、倫理的なエクスキューズを抜きにすれば、特に「ちょっと格闘技を知っている素人」同士の対決はおもしろいのである。
プロと言っても一部と言うか、UFCでもかなりのファイターがヒット&アウエイの戦い方をしていて、たいがい全然おもしろくない。両者が「自分が危険になる距離」にほとんど入らないのだから、勝負にならないのである。フルラウンド戦って、両者ともせいぜい疲れただけで肉体的にはほとんどダメージがないのに判定決着をつけられても白けるだけだ。しかしここでわたしが何を語ろうとしているかといえば、映画『ちはやふる』の中の広瀬すずと松岡茉優の対決についてである。松岡茉優が非常に魅力的なキャラクターを造形していただけに、映画史上屈指の「対決」になる可能性を秘めながら、「仲間」という文脈を生かさねばならなかったことにより可能性は萎んでしまった。
実に残念な話である。

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末尾ルコ「セリーナ・ウィリアムズ、出産後の復帰は地球に勇気を与える」 [吉高由里子]

末尾ルコ「セリーナ・ウィリアムズ、シュッツ産後の復帰は地球に勇気を与える」

末尾ルコ「テニスで知性と感性を鍛えるレッスン」

セリーナ・ウィリアムズはもちろん特別ちゅうの特別の存在です。
なにせ女性アスリート史上最高のスーパースターと言えるのですから、特別でないわけはありません。
同じテニス界にマリア・シャラポワがいて、この人もそのスター性、ネームバリューなどは女子アスリート史上最高のスーパースターと言っていいけれど、テニス選手としての実績はセリーナの方が遥かに上です。
しかしセリーナ・ウィリアムズVSマリア・シャラポワの対決は常に女子スポーツ史上最もフォトジェニックでエキサイティングな対決であり続けています。

セリーナ・ウィリアムズは出産後、2018年の復帰を目指しています。
その姿勢は多くの女性、多くの人間に勇気を与えてくれています。

勇気を与えてくれる存在。
セリーナ・ウィリアムズに注目しましょう。

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末尾ルコ詩D「重量の解消」篇。末尾ルコ「『ちはやふる』の中で走る広瀬すずの映像と魅惑のプロポーション」。 [吉高由里子]

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●末尾ルコ詩D「重量の解消」篇。

「重量の解消」

重い荷物の
その重量は
実はすぐにでも
解消できる方法が
すぐ傍にあるらしい

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです。)

●末尾ルコ「『ちはやふる』の中で走る広瀬すずの映像と魅惑のプロポーション」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

『ちはやふる』の中で広瀬すずは何度となく走る。
ギャグとしての走るシーンもあるけれど、街路を駆けるシーンは広瀬すずの肉体的ポテンシャルを浮き彫りにしている。
広瀬すずの肉体的ポテンシャルとは、「大柄でないのに均整がとれ、魅惑的なプロポーション」だ。
駆ける時、広瀬すずの両脚は前後に大きく開く。
その身長イメージからは意外なほど大きく開く。
その脚が前へ前へ進むべく踏み出していく。
カメラは同じ速さで側面から駆ける少女を映し続ける。

「走る若者」を抉り出すのは、映画の大きな役割だ。
前へ前へとかなりの速度で走る人間をよりた企画にかつダイナミックに捉えられるのは映画しかない。

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末尾ルコ詩D「荷物」篇。末尾ルコ「見る見る知名度の上がった広瀬すずはお嫌い?」。 [吉高由里子]

●末尾ルコ詩D「荷物」

「荷物」

それは4月の
一日前
帯屋町での
景色である
雨降る高知
荷物は重く

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです。)

●末尾ルコ「見る見る知名度の上がった広瀬すずはお嫌い?」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

日常的に出会う人たちにアトランダムに俳優や歌手、あるいは政治家など著名人とされる名前を話題にする。少し前まで「広瀬すず」と言ってもピンと来ない人が多かったが、一年ほど前からは極めて高い確率でピンと来る。これは情報弱者の多い高知で行っている活動だから、「広瀬すずは見る見るうちに全国的知名度」を獲得したと見做して間違いない。特に日本の場合、「知名度と実質」のアンバランスが顕著に見られるが、幸い広瀬すずは十分過ぎるほどの実質を伴っている。

しかし広瀬すずを嫌う人も多い。
広瀬すずをは確かに、「好き・嫌い」はかなり湧かれるタイプであり、「だからいい」とも言えるわけなのだ。

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末尾ルコ詩D「怒りの調整」篇。末尾ルコ「映画を知らないあなたにお薦め!たったの60分強で映画の魅惑が、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の『ブロンド少女は過激に美しく』。 [吉高由里子]

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★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

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●末尾ルコ詩D「怒りの調整」篇。

「怒りの調整」


しかしね
「怒り」は必要だけれど、
「怒ったら負け」という状況も
あるのさ

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです。)

●末尾ルコ「映画を知らないあなたにお薦め!たったの60分強で映画の魅惑が、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の『ブロンド少女は過激に美しく』

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

100歳を超えるまで映画を撮り続けたポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督の『ブロンド少女は過激に美しく (Singularidades de uma Rapariga Loura)』は60分少々の短い作品だ。
60分少々の中に映画の旨みがたっぷり詰まった作品だとも言える。
一人の男が一人の少女に恋をする。
その少女と結ばれるために男はいろいろな努力をする。
ところが・・・という話。
エッサ・デ・ケイロスの短編小説『ある金髪女の奇行』を原作とした作品だ。
舞台となったリスボンの雰囲気がとてもいい。
そしてタイトルともなっている「ブロンド少女」ルイザを演じるカタリナ・ヴァレンシュタインがストーリーのイメージとピッタリで、馬鹿馬鹿しくも魅惑的だ。
わたしにとっては「とてもいかした映画」の一本。
日本では余程の映画ファンでもなければマノエル・デ・オリヴェイラ監督の作品など観ないだろうが、『ブロンド少女は過激に美しく』はなにせ60分少々と観やすい。
一本でもマノエル・デ・オリヴェイラの映画を鑑賞していれば、あなたの人生はちと変わりますよ。

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