*さらう河合優実。

｢少女は卒業しない｣の｢ダニーボーイ｣から｢ミラーズクロッシング｣の｢ダニーボーイ｣へと繋がり、ぼくは本当に久々に｢ミラーズクロッシング｣の例のシーンを観たんだ。とてもいい気分になった。
｢少女は卒業しない｣は河合優実が主演だけど映画は群像劇の体裁をとっている。群像劇が得意ではないぼくははじめ(しんどいな)と感じたのたが、河合優実が映ると同時にさらっていってくれる。まさに映画な河合優実だ。

*体重、筋肉、血糖値の関係。

う~ん、案の定血糖値、少々上がってました。でも繰り返すけれど、体重45kgじゃ毎日の生活そのものがきついから。体重はこのままもう少し増やし気味で筋肉もつけつつ、しかも血糖値も下げるという難しいことをやっていかねばならないですね。
あと今回の検査では、｢今のところ特に問題ではないけれど、やや貧血傾向｣だとも言われた。大きな問題ではないと思うけど、まあ気にしときましょうか。
そういえばうたちゃん(母)も血糖値が少し上がってた。母子揃って改善を目指します。

*体重が9kg増えたぜよ。

体重がですね、ぼくの体重なんすけど、退院後9kgくらい増えました。それでも54kgくらいなんですが、極端な痩せ型という状態ではなくなりつつあるかな。なにせ入院中は身長170以上で45kgでしたからね。浴室で鏡見るのが怖いくらいだった。まあかなり急激な体重増加なので血糖値が上がってるかもしれないけれど。しかし45kgでは何をするにもしんどいんで、とりあえずは体重を増やして筋肉をつけていかないとね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

*｢少女は卒業しない｣の｢ダニーボーイ｣から｢ミラーズクロッシング｣へ。

映画｢少女は卒業しない｣では｢ダニーボーイ｣が大きなポイントとなっているのだけど、映画の中の｢ダニーボーイ｣で圧倒的なのは｢ミラーズクロッシング｣。
葉巻を手に｢ダニーボーイ｣を聴きながら寛ぐアルバート･フィニーを殺し屋たちが襲撃する。しかしいち早く気配を察した彼はベッドの下に身を隠し殺し屋の足を銃撃、マシンガンを奪い二階の窓から外へ脱出。窓越しに殺し屋に対して乱射する。｢ダニーボーイ｣が優雅に流れる中、殺し屋はカリカチュアされた死のダンスを踊る。

*うたちゃんとうたう新課題曲は？

歌をうたうって、心身にとてもいい影響をもたらしてくれそうですね、専門的なことはわからないけれど。うたちゃん(母)に毎日歌の練習をしてもらってるんですが、どうせならとぼくも一緒に練習することにしました。新たな課題曲として加えたのが久保田利伸の｢Missing｣と松田聖子の｢瑠璃色の地球｣。久保田利伸とか、かつてはまるで興味なかったけど、なぜか今とてもよく聴こえるのですわ。

*香川京子92歳、｢近松物語｣を観よ！

映画「モルエラニの霧の中」の舞台あいさつで香川京子も登壇していたニュースがあったけれど、香川さん92歳なんですね。凄い。
女優香川京子となれば、いろいろ素晴らしい映画に出ているけれど、とにかく｢近松物語｣。これを観ずして映画は語れないくらいの作品です。

*うたちゃんのお世話は日々進歩。

4月1日からうたちゃん(母)の原則単独介護を再開したぼくですが、はじめの2日間は外出から帰ったらヘロヘロになっていて、(これはもつかなあ)と不安になったのですが、3日目が終日雨で外出できなかったんだけど、この休憩は大きかった。6日目は蔦屋のスタバ、スーパーと行ったけれど、ペース配分も上手くいってヘロヘロにならずにすみさました。間違いなく進歩はしてます。とはいえ一度の失敗が命取りになりますから、当然ながら一切気を抜けない。ぼくの背骨もまだ治ったわけじゃないですしね。

*｢クルエラ｣は｢101匹わんちゃん｣観てなくてもO.K.。

確かにわたしも小学校低学年くらいまでは夏休みの午前中に放送していたディズニー劇場的な番組をたのしみに観ていた事実はあるけれど、その後一切興味を失い今に至るなんでございまして、だから｢101匹わんちゃん｣についても何ら知識はないのであるが、けれど｢クルエラ｣を観たのはひとえにエマ･ストーンが主演だからであるが、受賞式での態度が物議を醸しはしたけれと、なにせこの若さでアカデミー主演女優賞二度受賞は尋常ではないから。
で、｢クルエラ｣だけど、かなりおもしろかった。｢101匹わんちゃん｣について何も知らなくても問題なし。適度にダークで適度にボップで適度にファッショナブル。エマ･ストーンの力が大きいけれど、エマ･トンプソンの力を再確認できたのも大きかった。　

*3か月以上ぶり、うたちゃんのデイサービス。

4月某日、3か月以上ぶりにうたちゃん(母)のデイサービスへ行きました。ぼくがうたちゃんデイサービスの送迎も自分でやり、しかもうたちゃん滞在中はぼくも横へ並んでデイサービスへ滞在するという普通じゃない状態に関してはこれまでにもお話しているので今回は触れない。
3か月以上ぶりのデイサービスで大きな不安だったのが、｢長時間ぶっ続け座り放し｣という状態。入院中は座ること自体できない時期も長かったし、退院後もしばらくはちゃんとした姿勢で座れなかった。けれどこの度は大丈夫でした、長時間の座位。課題はまだまだ多いけど、少しずつ進歩はしているなと。

*登場人物を応援したくなる心理。

たとえば｢すぼらしき世界｣で役所広司演じる三上を観ていて、物語が進むにつれ(この男に不幸は訪れてほしくない)という気持ちが募ってくる。それは実在の人間ではなくあくまで脚本に描かれた架空の人物を俳優が演じているのだけれど、ぼくの心はいつの間にか彼を本気で応援しているのだ。
こうした精神の動きをもたらすか否かで映画の良し悪しが決まるわけではないけれど、｢マイ･インターン｣のデ･ニーロにもすぐさま同様の感情を抱いた。もちろん｢マイ･インターン｣は｢すばらしき世界｣のごとき悲痛なストーリーではないにせよ。