そうです。
世界フィギュアモスクワ大会ショートプログラムは、浅田真央7位、キム・ヨナ1位、そして安藤美姫は2位という結果だった。

浅田真央はまだ「迷い」の途上にいるのだろうか?演技全体に精彩を感じなかった。プログラムをこなしているという印象で、演技に「感情を乗せる」などという段階にはまだまだ至っていない。果たしてフリーのプログラムはどうなるか。
対してキム・ヨナ。ジャンプのミスはあったものの、一つ一つの技の迫力、いや、技へ入る直前から漂わせる異様な集中力は「ド迫力」と表現したくなるほどで、実質的には一人「別世界にいる」という感がさらに強くなっている。
わたしはもちろん浅田真央のファンだけれど、このキム・ヨナの境地には魅了されざるを得ない。