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*まだまだ凄くなる、「タワーリング・インフェルノ」。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「人間讃歌」なんて言葉、そうそう使いたくないけれど、とても人間讃歌だと感じたのだよ、一体何度目だろう、「タワーリング・インフェルノ」観たの。観るたびに凄くなってくる。同じ映画のはずなのに。
いやそりゃあ、最初に観た時の衝撃は特別ですよ。子どもの頃、親に連れられて映画館へ。あの、エレベーターの中からぼうぼうと燃える猛火に包まれた人間が倒れ出てきたショットのショッキング。そして並び立つスティーブ・マックイーン、ポール・ニューマンという真のスーパースター。
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*うたちゃん大好き、筍料理。 [末尾ルコ(アルベール)より]

うたちゃん(母)、ぼくと違って食べものの好き嫌いがあまりなく、しかもスーパーのお寿司や惣菜などでも美味しく食べてくれるというお話は前にしましたね。スーパー物といっても、もちろんよさげなものを選びますし、いつも一緒に買い物してますから、最終決定はうたちゃんにしてもらってます。
で、うたちゃんの好物いろいろありますが、筍もそのひとつ。「筍の土佐煮」っていうの、よく売ってるんです。メイン料理のようにおいしく食べてくれるから嬉しいんだよねえ。

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*ゆるゆるの「二百三高地」でいいのか、よくない。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「二百三高地」という映画、日露戦争、そして二百三高地を題材としていながらどうにもゆるゆるだるだるのクオリティ。これでいいのか。いや、いかん。監督は舛田利雄、出演が、仲代達矢、あおい輝、夏目雅子、天知茂、丹波哲郎、森繁久彌、三船敏郎など。豪華っちゃあ豪華なんだけど、演出がゆるゆるだと演技もゆるゆるに見えざるを得ず、歴史上の人物を演じている俳優たちがコスプレしてるように見えるんですわ。まあ「コスチュームプレイ」の本来の意味は、「歴史劇などで当時の服装を着用する」こと、その芝居だから、そもそもコスプレではあるのだが。

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*うたちゃん、YOASOBIにも夢中か? [末尾ルコ(アルベール)より]

YOASOBIは、うたちゃん(母)必ずしも好きじゃなかったんです。楽曲のタイプがうたちゃん世代にとってはオーソドックスじゃない、ikuraの歌唱がいわゆる「声量たっぷりにうたい上げる」タイプじゃないなどが理由かな。ikuraは実は非常に難しい歌を大変な技術でうたっているんだけど、それがうたちゃんにとってはわかり難かったんです。MISIAのようなうたい方なら誰が聴いても(上手い!)とわかりやすいですわな。ところがうたちゃん、最近ではすっかりYOASOBIのファンに。続く

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*「ゲッタウェイ」の凄くて美術なマックイーン! [末尾ルコ(アルベール)より]

「ゲッタウェイ」。なにせスティーブ・マックイーン。「カッコいい」という言葉のポテンシャルを最大限に発揮させてもぜんぜん足りない。100倍にも1000倍にも、それ以上にもしてみよう。
「ゲッタウェイ」のマックイーンは銀行強盗をするのだけど、妻役(実際の妻にもなる)のアリ・マッグローも何の躊躇もなく犯罪に加担する。倫理的躊躇ゼロのカップル、コンビネーション抜群である。
もちろんペキンパー美学、スローモーションヴァイオレンスも満載。満載だけどマックイーンが演じる、マックイーンがそこにいることで、より削ぎ落とされ、作品の美術度が増している。美しい。
終始ハードに展開する「ゲッタウェイ」だけに、最後のトラック運転手のおじさんとのやり取りの微笑ましさときたらない。「反則!」と言いたいくらい心が温まるのです。

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