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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~苦行とデ・ニーロ~エライザとパゾリーニ。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

///
  
★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

///


毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

・・・

(季節の変わり目は体調壊しやすいのっで気をつけちゃうぜ、俺!)
とまあ、季節の変わり目の前にいつも決意しながらしっかり体調崩すってどうなんだろう。

重荷をロープへぶら下げたまま、デ・ニーロは弾劾を登る。
いかなる危険な状態になっても無表情で。
『ミッション』

・・・

エライザ(ケアマネさん)は言った、
「『アポロンの地獄』を観ましたよ」
ピエル・パオロ・パゾリーニの『アポロンの地獄』。
高知県立美術館でパゾリーニ特集やってたのね。
エライザはパゾリーニ初鑑賞だった。

スタバのTに久々に会った。
彼はベテランのレギュラースタッフだけど、ぼくとうたちゃん(母)は6店舗を回っているわけで、あるスタッフにたまたま会えないという状況が一か月以上続くこともある。
映画ファン友だちのT。
今回お薦めしたのは、
『すべてが変わった日』
『ポンヌフの恋人』
『フランシス・ハ』
それともう一本、何だったかなあ。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~「横浜ホンキー・トンク・ブルース」をビヒヨコが~イザベル・ユペールと、アジャニーとロミー・シュナイダー。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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10月の『しおこうじフォーク村』に山崎ハコが出演していて、「横浜ホンキー・トンク・ブルース」を歌った。
それは素晴らしいものだったがぼくにとって「横浜本キー・トーク・ブルーズ」はやはり松田優作だ。
「横浜ホンキー・トンク・ブルース」と「ブラザーズ・ソング」は完璧に歌えるようにしよう。
うたちゃん(は)はスピッツ「チェリー」とaiko「カブトムシ」などを重点的に練習中である。


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20世紀から21世紀にかけての世紀の大女優イザベル・ユペールの映画デビューは1972年。何と』夏の日のフォスティーヌ』にはイザベル・アジャニーも出演している。
同じく1972年の『夕なぎ』の主演はロミー・シュナイダーである。
1972年における、ロミー・シュナイダーとイザベル・アジャニーと、そしてイザベル・ユペールの邂逅。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~季節の変わり目で早くも体調を崩した俺~缶コーヒーと瓶コーラとイヴ・モンタンと。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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10月の初旬、今年の場合はいわゆる季節の変わり目。
猛暑もようやく終わり、気温はやっと下がり始めた頃。
ぼくは早々と体調を崩したんだ。
まず、普段から食欲はあまりないが、もっと食欲がなくなった。
特にパンが喉を通らない。
(まずいなこりゃ)と思ったが、すぐに風邪の症状が出始めた。
(なんてこったい)だったのだけどね。

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缶コーヒーと瓶コーラについて想いを馳せた。
そのだいぶ後にファスビンダーのリメイク『苦い涙』はオゾン監督で、なんとイザベル・アジャニーが出演していると知った。
その後サイモンとガーファンクルを二曲、そしてジェーン・バーキン、セルジュ・ゲンズブール、さらにフランソワーズ・アルディを、

瓶コーラについてについて想いを馳せた翌日に飲んだのは缶コーラ。
美味かったけど炭酸の刺激は薄めに感じた。
だからぼくはそのすぐ後にサンガリアの強炭酸水をグイッと飲んだ。
観ていた映画はクロード・ソーテの『夕なぎ』。
ロミー・シュナイダーとイヴ・モンタンのやつ。
この映画のイヴ・モンタンの無茶なキャラクターときたら。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~今最も『カサブランカ』に酔いしれる~エロではなくサスペンス映画としての『欲しがる女』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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『カサブランカ』を観たのはもう何度目だろう。
もちろん『カサブランカ』リアルタイム世代には程遠い。
しかし最初に観たのは映画館。
なんらかの特集上映だったか。
中学生のぼくはひたすらイングリッド・バーグマンの美しさに酔いしれた。
そして今、ぼくはバーグマンの美しさはもちろん、ハンフリー・ボガートのカリスマと絶妙な演技はもちろん、そして名高い「ラ・マルセイエーズ」のシーンはもちろん、映画すべてに今まで以上に酔いしれた。

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『欲しがる女』というフランス映画があって、WOWOWで放送された際には「エロまがい映画」のような扱いだったのだけど、どうしてどうして、観応え十分のサスペンス映画だった。
監督は、セバスチャン・マルニエ
主演は、マリナ・フォイス、そしてフランス映画界期待の20代前半の若手女優の一人であるジョセフィーヌ・ジャピが主人公の憎悪を受ける役として出演している。

6年ぶりに地元に帰ってきたコンスタンス(マリナ・フォイス)が以前の職場へ復帰しようとするが、自分のいたポストには若く抜群の容姿のオードリー(ジョセフィーヌ・ジャピ)が座っている。
で、コンスタンスはどうするか?
異常行動が始まるのだが、この女、もともとかなりサイコな野郎だったようだ。
そしてなぜかコンスタンス、やたらと肉体を鍛える。
それはまるで『ロッキー』のトレーニングシーンのように。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~今最も「詩的」なルーニー・マーラ~フランス、『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』の観どころは。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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「詩的」
この場合「詩」とはもちろん現代日本で「ポエム」とさげずまれる存在とは何の関係もない。
その意味でぼくは常に「詩的」でありたいと念願しているが、当然ながらそれは容易ではない。
それでは世界の映画俳優の中で今誰が一番「詩的」かと少し考えてみると、すぐに浮かぶのがルーニー・マーラだ。

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『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』という映画はフランスのレオン・ブルム高校で起こった実話を基にしていて、作品のほとんどの時間は、一見地味な中年女教師と生徒たちのやり取りで埋められている。
いろんな意味で「出来の悪い」生徒たちに対し、どのようにして学業に対するモチベーションを与えられるか・・・この困難な問題に対し、教師はアウシュビッツをテーマとした全国歴史コンクールへのエントリーを提案する。
映画化までされているのだから、その取り組みが成功したであろうことは誰でも想像がつくが、想像に難くない結末に向かってこの作品はどのように進行していくか。
なかなかに観ものの約100分だ。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』の背景ではない背景~ポール・ニューマンとスティーヴ・マックイーンを知ること。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』のロケ地は静岡県。
そして何しろこの映画、風景の取り込みが素晴らしい。
登場人物たちの背景となりながら、時に登場人物たちと同様の存在感を見せつけてくれる、美しく胸のすくような風景たち。
これもまた「映画的」である。

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▲映画ファンとしてはポール・ニューマンとスティーヴ・マックイーンを「知らない」で済ますことはできないだろう。

ロイ・ビーンという人がいたのです。
自ら「判事のロイ・ビーン」と名乗っていたのだそうです。
それはテキサス、ペコス川の付近。
男は1890年に流れて来たというのです。
ロイ・ビーンは悪党どもをまともな裁判もせずに死刑にしていきます。
メキシコ人娘と結婚するのですが、ロイ・ビーンにはもう一人、いやそれ以上の愛し、敬慕し続ける女性がいます。
リリー・ラングトリーという女優です。

ジョン・ヒューストン監督の『ロイ・ビーン』で、ロイ・ビーンをポール・ニューマン、リリー・ラングトリーをエヴァ・ガードナーが演じています。
部屋にラングトリーの大きなポスターを貼り、そのポスターにさえもひたすら紳士的態度で崇拝するビーンの姿は時に滑稽ですが、かなり美しいものでもあるのです。

映画としての、ジョン・ヒューストン『ロイ・ビーン』は、緩いと言えば、緩い。
しかしそれは心地よい緩さであり、本物が集って一つの作品を創造しているからこそ可能な大人の緩さだ。
いい意味での、「大人の余裕」と言い替えてもいいだろう。
ロイ・ビーンのリリー・ラングトリーに対する一途な「愛情」は、彼の死後に報われることになる。
その瞬間のエヴァ・ガードナーの表情を見よ。
そしてロイ・ビーンの娘を演じたジャクリーン・ビセットの瀟洒な佇まいだけでも見ものである。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~それはオリヴィアから始まった~凄すぎる香川京子のフィルモグラフィ。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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ぼくは10代の頃特に外国人女性歌手に入れ込んだ。
それはオリヴィア・ニュートン・ジョンから始まった。
オリヴィア・ニュートン・ジョンは日本でもたいへんな人気で、ぼくはファーストアルバムから何枚か揃えた。
ぼくがファンになった頃、「ジョリーン」という曲がヒットしていたけれど、いまだ見事な楽曲だと陶然とするのが『そよ風の誘惑』。

・・・

香川京子の主要なフィルモグラフィを復習すると、

『ひめゆりの塔』(1953年)
『東京物語』(1953年)
『恋文』(1953年)
『山椒大夫』(1954年)
『近松物語』(1954年)
『新平家物語 静と義経』(1956年)
『猫と庄造と二人のをんな』(1956年)
『森繁よ何処へ行く』(1956年)
『女殺し油地獄』(1957年)
『どん底』(1957年)
『風雲児 織田信長』(1959年)
『悪い奴ほどよく眠る』(1960年)

・・・凄いですよね、このキャリア。
しかしこれだけではなく、この期間、他の映画へも多数出演しています。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~「映画は映画館で」という原則をいつでも胸に~ミッキー・ロークを「別の俳優」にした『レスラー』。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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配信で映画鑑賞するのは大いにけっこう。
どんどん観るべしである。
あ、映画を観る時、「視聴」じゃなくて「鑑賞」という言葉を使いましょうね。

で、配信鑑賞大いにすべしだけど、「配信だけでけっこう」とは決してならないし、そうなってはならない。
だっていくらホームシアターでも、映画館で観るのとはぜんぜん違うんだもの。
ましてスマホ鑑賞と映画館鑑賞では次元が違い過ぎる。
決して高を括ってはいけないのだ。

これは決して「映画館以外はダメ」と主張しているのではない。
わたしとて、うたちゃん(母)を介護しているなどの理由でずっと映画館へ行けてない。
要するに、映画館へ行けない状況に置かれていても、「映画は映画館で鑑賞するのが最高」という認識を忘れることなきように。そういうことだ。


・・・

「レスラー」ダーレン・アロノフスキー監督

一人の落ちぶれたプロレスラーをストレートに描いた作品だが、語り口の心地よさでまったく退屈させない。また「プロレス界」を比較的正確に描いた映画としても特筆されるだろう。ミッキー・ローク演ずる主人公のレスラーに中途半端な救いは訪れず、しかしどういうわけかポジティブな手触りが残る。娘役エヴァン・レイチェル・ウッドのゴシックな美貌で作品の楽しみが増している。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~リュディヴィーヌ・サニエと映画館の関係。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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リュディヴィーヌ・サニエの出演映画もずいぶん観てきたが、いつしかあまりお目にかからなくなった。
『スイミングプール』と『ジャック・メスリーヌ』2部作は本当にワクワクした。
『ジャック・メスリーヌ』第1部冒頭、道をこちら向けに歩いてくるリュディヴィーヌ・サニエ。
それだけで映画的快感が横溢する。
しかしそれは「映画館鑑賞」で、に限られる。

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『情痴 アヴァンチュール』グザヴィエ・ジャノリ監督

リュディヴィーヌ・サニエが夢遊病の女性を演じるラブサスペンス(笑)なのだが、どうにもこうにもとりとめなく緩いテンポで進む。各ショットはなかなか美しいのだけれど、「リュディヴィーヌ・サニエを見ているだけで幸せ♡」というわたしのような人間以外にはさほど薦められない。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~我が生涯ベストのひとつ『ぼくのエリ 200歳の少女』~「カブトムシ」の深み。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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aikoの「カブトムシ」の凄さをさらに深く考えている。

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『ぼくのエリ 200歳の少女』は我が生涯ベスト映画の一本だ。
生涯ベスト映画、何本あるだろう、少なくとも何十本かはある。
少なくとも100本近くはある。
もっとあるかもしれない。

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『ぼくのエリ 200歳の少女』トーマス・アルフレッドソン監督

恐怖、孤独、愛、永遠、戦慄、哀しみ、悪、怒り、そして美・・。およそ映画に求めるべきもののほとんどをこの作品は備えている。そして随所に見られる映像と絵画をかけ合わせたような絶妙なショット。莫大な制作費をかけて作られたCG満載の映画がバカバカしくなる。

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