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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~大沢たかおは『竜二』について語った~ラミ・マレックのアカデミー賞。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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『中居正広の金スマスペシャル』っつー番組、観たことなかったんだけど、『沈黙の戦艦』出演の大沢たかお、玉木宏、江口洋介、笹野高史が出ていたので観てみたのが9月のある日。
民放地上波の番組としては珍しく演技論なども話題になったのだが、(この俳優は凄い)と思った人は誰という質問もあり、大沢たかおが挙げたのが映画『竜二』の金子正次。
いや、いいねえ、大沢たかお。

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ちょっとお話逸れますが、映画『ボヘミアンラプソディー』でラミ・マレックがアカデミー賞主演男優賞を獲ったですよね。
『ボヘミアンラプソディー』はそれなりに愉しめる作品として貴重なものだとは思いますが、それまで映画界ではほとんど実績のなかったラミ・マレックがいきなり主演男優賞受賞というのはどうなのかといまだ思ってます。
いや、決して『ボヘミアンラプソディー』やラミ・マレックを軽視しているのではない。
作品自体、その演技自体だけを見れば上等なものです。
要するに比較の問題。
長年に渡って素晴らしい作品に出続けている素晴らしい男優たちでオスカーを獲得してない人たちがいっぱいいるんです。
ちょっと挙げるだけでも、ジョン・マルコヴィッチ、ウィレム・デフォー、ヴィ五・モーテンセン、ロバート・ダウニー・ジュニア、ジェイク・ジレンホール、ライアン・ゴズリング、ダニエル・クレイグ、さらにトム・クルーズ、そしてロバート・レッドフォードも俳優賞は獲得していません。
『女王陛下のお気に入り』でオリヴィア・コールマンがしぇん女優賞を撮った時にも同じような感覚を持った。
いや、ラミ・マレックもオリヴィア・コールマンも素晴らしいですよ。
しかしそもそも『女王陛下のお気に入り』で彼女は「主演」だったのか?
わたしにはレイチェル・ワイズとエマ・ストーンが主演に見えたのですが。



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