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小説 瑛次、神秘のアンチエイジング ブログトップ
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小説 神秘アンチエイジング&エロス 175 ラーメン屋 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

携帯が鳴り終わるまで待ち、バッグに入れて外に出る。
湿気を含んだ夜気が纏わりついてくる。
ラーメン屋は近所に3軒。
チェーン店は避けて、地元で展開している未来軒へ向かう。
こうして気軽に良子とラーメン屋へ来ることができたら・・。
しかしそんなこと当の良子も望んでないことは分かっている。
分かってはいるが、どうにかならないかとも考える。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

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小説 神秘アンチエイジング&エロス 162 決断 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

(出ないようにしようか)
一秒以下の単位で迷う。
冷静に考えれば、今電話がかかることと駐車場の男の間に関連性のある可能性は極めて低そうなのだが、今の瑛次にそんな判断はできない。
今の瑛次の脳に現れる人間は良子とあの男しかいない。
しかしもし電話が良子であれば・・。
一秒以内で判断を迫られる状態を思考と呼べるだろうか。
訓練すればその時間で意味のある思考ができるかもしれないが、もちろん瑛次にそんな訓練の経験はない。
瑛次は電話に出なかった。
それは「電話に出ない」という決断をしたわけではない。
逡巡している間に切れてしまったのだ。
瑛次は着信の間に決断できなかった。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

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小説 神秘アンチエイジング&エロス 115 アレ [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

「言うの」
「でも、そんなこと思ってないっスよ」
「関係ないから」
「言うの?」
「言うの」
「・・おれは、良子のアレだけが好きだ」
「おれは良子が服を着ているときも、アレのことだけを考えている」
「それも言うの?」
「いいから、早く!」
「う~ん・・。おれは良子が服を着ているときも、アレのことだけを考えている」
「いつも良子の服の上からアレはどんなだろうと想像している」
「いつも良子の服の上からアレはどんなだろうと想像している」
「良子のアレをメチャメチャにしたい」
「良子のアレをめちゃめちゃにしたい」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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小説 神秘アンチエイジング&エロス 113 体勢 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

瑛次は良子の下腹部の黒い部分の、その中心のあたりが、さきほどまでは確かに見ることのできなかった光沢を帯びているのを見つけた。
「あ、あの・・」
「いい。言わないでいいから」
「いや・・」
「分かってるって」
「良子さん、自分で攻めながら・・」
「今、自己分析の最中。だからそれについては語るな」
よく見れば、良子の白い肌全体が薄く上気していた。
白目と黒目の前にも薄く陽炎がかかったような潤いがあった。
良子の「女」ははすぐにでも瑛次の「男」を受け入れる体勢になっていた。
「受け入れる」というよりも、自ら太いナイフを体へ入れたがっているような熱が瑛次にも伝わって来た。
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小説 神秘アンチエイジング&エロス 112 物理のみ [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

「え、ちょっと」
「やっぱり」
「何がよ~」
「責められると快感なんだ」
「て言うか、目、開けてるじゃない!」
「そりゃわたしの自由だもの」
「何それ」
「何それじゃないよ。出そう?」
「あ・・、うん」
「物理なしで出したことある?」
「え、知らないよ・・」
「初めてかも」
「・・・まあ」
「どう、なんかすぐイキそうだけど」
「う・・ん。ちょっとでも触ると・・だね」
「だから物理なしで」
「あ、でも。あ・・」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
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小説 神秘アンチエイジング&エロス 109 位置 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

「さあ、どこの毛?」
「でも・・う~ん、全部だけど」
「全部の毛?ちょっと、怒らせる気?」
「う~ん、一番決めるの?」
「当然でしょ」
「う~ん、下の・・毛」
「下?」
「下」
「はっきり分からないなあ」
「え、分かるでしょ」
「頭の毛から見れば、眉毛は下の毛だし」
「えーーー」
「睫毛から見れば、脇毛は下の毛だ」
「そりゃあ、ちょっと・・」
「はっきり言いなよ」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
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小説 神秘アンチエイジング&エロス 108 イニシャルはH [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

「そうだねえ・・毛」
「毛?ははは」
「そう、毛」
「どこの」
「・・・どこも」
「どこも?」
「どこも」
「一番は?」
「一番?」
「一番を言わなきゃダメだよ」
「突っ込むねえ」
「男と女は突っ込まなきゃ」
「だよね。持論だね~」

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小説 神秘アンチエイジング&エロス 106 「好きだ」 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

瑛次は(我ながら陳腐なセリフだな)、と思った。
良子はすぐさま「何それ、陳腐なこと言って」と追い打ちをかけた。
そんな言葉尻を良子が見逃すわけはなかった。
目は閉じたままだった。
「そんなんじゃダメ、分かってるでしょ。具体的に体の〈どこ〉か言うの」
もちろんそんなことは分かっていた。
分かっていたけれど瑛次は「全部好き」だと言わざるを得なかった。
(そう言えば、今までどのくらい〈すき〉だと言っただろうか)
漠然と瑛次はそんな想いを頭に浮かべた。
(良子に「好きだ」か・・。確かに何度も言ったと思うが・・)
そう思いながらも瑛次の脳裏には、今までに「好きだ」と言った他の女たちの顔が浮かんで来る。

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小説 神秘アンチエイジング&エロス 102 横たわる [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

「え、全部好きだよ」
「そんなヌルイこと言ってちゃダメだよ。あるでしょ、特に〈好きなとこ〉」
「ああ・・そう言えば、あるかもねえ・・」
「じゃあ、分かりやすいようにしようか」
「え、何それ」
「良子は今から瑛次の前に横たわります」
「え~~~!?」
「横たわって、無生物になります」
「え~~~!?」
「じゃ、よく見るのだぞ」
そう言って良子は羽織っていた白いシーツを側へ置き、全裸で瑛次の前に横たわろうとした。
しかしもちろんベッドの横幅は良子の身長よりも遥かに短い。

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小説 瑛次、神秘のアンチエイジング 99 精神的刺激 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

「ちゃんとって・・」
「そうだよ。物理的、それとも精神的?」
「物理って・・」
「さあ、決断は今だ!物理?それとも精神?」
「そう言われるとなあ・・」
「優柔不断だ、少年は。お姉さんが決断してやろう」
「え、ちょっと・・」
「精神的だ!じゃあ始めるよ!」
「いや、なんで・・」
「物理的は今までいつもやって来たからね。新しい刺激にチャレンジしよう!」
「いや、新しいって・・」
「ほらほら、時期を逸したらできなくなる。始めるよ」

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