SSブログ

*うたちゃんとオペラ。 [末尾ルコ(アルベール)より]

三大テノールとはご存知の通り、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスの三人で、最もスター性があったパヴァロッティは交通事故で惜しくも亡くなっている。
ぼく自身、バレエやコンテンポラリーダンスなら長尺の全幕を数え切れないほど生鑑賞しているか、オペラの生鑑賞はゼロ、映像でさえ全幕通し観たのはせいぜい数回。だからうたちゃんもぼくも、オペラに関しては有名なサビの部分をたのしんでるだけと言っていいでしょう。

12月に入院して以来ぼくのいわゆる「近しい人物」にお仕事休んでもらってうたちゃん(母)のお世話をお願いしていたのですが、3月いっぱいでお休みも終了。4月からは原則ぼくだけでうたちゃんのお世話をします。もちろん「近しい人物」が休みの日などは手伝ってくれますけどね。でも原則ぼくだけ。だから初日の4月1日は、というかその前日は緊張しました。どうにか無難にできましたけどね。

nice!(17)  コメント(3) 
共通テーマ:アート

*「華の乱」松坂慶子の大芝居。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「華の乱」は吉永小百合が与謝野晶子、松田優作が有島武郎、池上季実子、緒形拳が与謝野鉄幹、風間杜夫が大杉栄、石田えりが伊藤野枝と、ものの見事に実在の人物たちのイメージと違うキャストとなっている。監督は深作欣二。ただ島村抱月が蟹江敬三、松井須磨子が松坂慶子により演じられているのだけれど、この二人についてはぼくの中でさしたるイメージがないのでなんとも言えないが、島村抱月の死の後松井須磨子は発狂し、その後自殺するのだが、発狂するシチュエーションを松坂慶子の大芝居に委ねていて、見ものっちゃあ見ものではある。

nice!(8)  コメント(1) 
共通テーマ:アート