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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~映画新人賞 南沙良の現在地~『エイリアン』は無声映画? [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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スマホの広告乱入がどんどん酷くなっているような。
南沙良という21歳の女優、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で複数の映画新人賞を獲っている。
そもそも映画デビューが『幼な子われらに生まれ』だからなかなかのものだ。
そんな南沙良が出演している『女子高生に殺されたい』と『この子は邪悪』を観た。
どちらも「まずまず」というところだが、退屈はしない。
そしてどちらもまるでテレビ向けの内容ではない点も評価できる。

南沙良的には『女子高生に殺されたい』の方がより悪魔的雰囲気が垣間見えてよかった。

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さて『エイリアン』ですが、その映像、宇宙船内の造形、戦うヒロイン像、そして何と言ってもエイリアン=クリーチャーの造形と動きがいかにその後の映画に影響を与え就つけているか。
ただわたしが今回久々に『エイリアン』を観て強く感じたのは、

(これはサイレント映画の傑作だな)

ということ。

映像表現がほとんど台詞を必要としておらず、全体がモノクロに近いトーンの色合いで、しかもヒロインの顔を前から横から斜めから、徹底的に美しく映し出している。
(何とサイレント映画な『エイリアン』なんだ!)という嬉しさでした。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~美形若手男性演歌歌手 辰巳ゆうと~真の革命的映画『無防備都市』と『勝手にしやがれ』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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まあ女性演歌歌手としては、八代亜紀、石川さゆり、坂本冬美、藤あや子の4人は別格。
大月みやこ、伍代夏子も歌も素晴らしい歌唱をするし、50代に達してない人では、市川由紀乃の歌の力は抜群。
田川寿美もいいです。
演歌じゃなくてシャンソン系だけど、クミコの歌も凄い。
他にもいますけどね。
こうして見ると演歌系も充実しておりますな。

うたちゃん(母)の好きな若手男性演歌系歌手としては、真田ナオキ、辰巳ゆうとなどがいるけれど、辰巳ゆうと、知らない方は一度その容姿を見てください。
ジャニーズでも滅多にないくらい綺麗な容姿の男性です。

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映画史的に「とてつもなく多大な影響を与えた革命的作品」としてすぐに浮かぶのはやはり次の二本、

『無防備都市』(ロベルト・ロッセリーニ監督)
『勝手にしやがれ』(ジャン・リュック・ゴダール監督)

まあロッセリーニの場合は『無防備都市』以外の作品を選ぶこともできるでしょうが、やはりわたしこの作品、めちゃめちゃ好きなんです。
ゴダールももちろんほとんどの作品が凄い、素晴らしいのですが、『勝手にしやがれ』が与えた衝撃と影響は映画史上比類ないものです。
そしてこの二本、今観ても抜群におもしろい、エキサイティングでカッコいいのですね。
まあ鑑賞してそう感じない方もいるのでしょうが、その辺りは鑑賞眼や審美眼の問題もあります。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~PANTA死去~『エイリアン』は革命的映画か?革命的映画とは七日?。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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高知にドン・キホーテが出店する計画が進んでいるそうである。
高知は日本の全都道府県の中で唯一ドン・キホーテが出店してなかったそうである。
ウケる。

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頭脳警察のPANTAが死去した。
と言っても、ぼくは頭脳警察の曲、3つくらいしか知らない。
しかしPANTA、ぼくの中で(芯からロック)というイメージがずっとあった。
死去した機会にというのも何だけれど、頭脳警察の足跡をこれから追っていきたい。

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『エイリアン』は「革命的映画」の一本と呼んで間違いない作品です。

「革命的映画」という言い方、人により解釈は様々でしょうが、ここでわたしが言うのは、

「その映画の内容、スタイルなどが、公開当時、そして後世に至るまで多大な影響を与え続けている作品」ということになります。

つまり「革命的映画」とは「映画として極めて優れている」だけでなく、「その作品以前にはなかったもの」を見せ、さらに「当時、そして後世の映画に多大な影響を与え続けている作品」と、わたしはひとまず定義しています。

ただ「多大な影響」といってもやはりその中で規模の差はありまして、
「とてつもなく多大な影響」と「非常に多大な影響」とではやはりかなり違います。


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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~「真の神」としての淀川長治~ヘルツォークの描くカスパール・ハウザーの心地よさ。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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昭和の時代、「映画評論家」という名目で極めて知名度が高かったのが、淀川長治、水野春朗、小森和子、彼らに準じて荻昌弘といったところだろうが、いかにもインテリ風だった荻昌弘はさて置いて、テレビでしか知らない人たちにとっては淀川長治、水野春朗、小森和子の3人は「同タイプ」だったのだと思う。
しかし映画ファンであればよく理解している人が多いと思うけれど、淀川長治と他の二人はまったく違うのである。
淀川長治は日本の文化シーンにおいて、数少ない真の「神様」的存在。
もちろん昨今使われるお軽い「神」ではなく、「神」という言葉の本来の意味としての「神」である。

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1800年代のドイツで起こった「カスパー・ハウザー事件」は、世界史上でも屈指の「謎」として現代にまで語り継がれています。
その事件を「映画史上の謎」と言っても過言ではないドイツのヴェルナー・ヘルツォークが映画化しているとあれば、映画ファンも歴史ファンも「必見」であるのは当然ですが、なかなか鑑賞機会がなく、わたしはこの1974年にリリースされた作品を2017年に初鑑賞しました。
馴染みの俳優も出演してない110分弱、しかし予想以上におもしろく、時間を感じさせなかった。
1828年、ニュルンベルクに突如として現れた謎の少年カスパー・ハウザーは1833年に暗殺される。
ヘルツォークはその課程をかなり克明に、時に大胆な省略も加えながら、力強く描写していく。
ガチャガチャした演出の多い昨今、この図太いシンプルさがとても心地よく鑑賞できる。


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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~今の『タイタニック』よりずっと凄く、『風と共に去りぬ』は放送されていた~マノエル・ド・オリヴェイラ監督の『ブロンド少女は過激に美しく』が人生を変える? [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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少し前に民放地上波で2週に渡って映画『タイタニック』が放映されていた。
そう、昭和の時代、『風と共に去りぬ』もこんな感じで2週に渡って放送されていたのだ。
しかしレンタルも配信もない時代、有名映画がテレビ放送される時の注目度は現在の比ではなかった。
クラスの、とてもじゃないが本来生涯『風と共に去りぬ』とは何の関係も持たなそうな男子生徒まで、「『風と共に去りぬ』って、おもろいがかねえ」とか話題にせざるを得ない状況があった。
そしてあの心を揺さぶる「タラのテーマ」も『風と共に去りぬ』のタイトルとともにずいぶんと人口に膾炙していたのだ。


。。。

100歳を超えるまで映画を撮り続けたポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督の『ブロンド少女は過激に美しく (Singularidades de uma Rapariga Loura)』は60分少々の短い作品だ。
60分少々の中に映画の旨みがたっぷり詰まった作品だとも言える。
一人の男が一人の少女に恋をする。
その少女と結ばれるために男はいろいろな努力をする。
ところが・・・という話。
エッサ・デ・ケイロスの短編小説『ある金髪女の奇行』を原作とした作品だ。
舞台となったリスボンの雰囲気がとてもいい。
そしてタイトルともなっている「ブロンド少女」ルイザを演じるカタリナ・ヴァレンシュタインがストーリーのイメージとピッタリで、馬鹿馬鹿しくも魅惑的だ。
わたしにとっては「とてもいかした映画」の一本。
日本では余程の映画ファンでもなければマノエル・デ・オリヴェイラ監督の作品など観ないだろうが、『ブロンド少女は過激に美しく』はなにせ60分少々と観やすい。
一本でもマノエル・デ・オリヴェイラの映画を鑑賞していれば、あなたの人生はちと変わりますよ。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~映画音楽名曲についても語ろう、まずは『風と共に去りぬ』~成瀬巳喜男『山の音』、高峰秀子の「鼻血」。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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NHK BSでちょいちょい安田顕がMCの映画音楽番組やっていて、そうそう、『映画音楽は素晴らしい!』というタイトルだった、なかなかいい、やっぱり映画音楽だから。
もちろん映画音楽名曲もどんどん「新たな名曲」が加わっていかねばならないけれど、やはり映画史的クラシック名曲は常に念頭に置いておきたいところである。
で、まあぼくはアニメ観ないので、昨今人気のディズニーやジブリには明るくないけれど、実写映画を中心に映画史的名曲を、まずはクラシック(映画のクラシックです)を踏まえ、近頃の(これは!)という作品も加えながらお話、お薦めしていきたい。
で、まずはやはりこれ!

『風と共に去りぬ』

「タラのテーマ」ですよ、やっぱり。


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成瀬巳喜男 監督の『山の音』、原作は川端康成です。
成瀬巳喜男には世界映画史上の傑作『浮雲』があって、こちらは林芙美子原作。
男女関係の怖さを描いた文学作品と相性がいいのが成瀬巳喜男監督です。
『山の音』も派手なシーンは一切なく、しかしワクワクしながら観続けられる90分強の時間でした。
山村聰、原節子、上原謙、杉葉子らスター俳優を中心に展開される物語。
原節子と上原謙が夫婦役だけれど、夫には愛人もおり、妻に対しては非道なまでに冷たく当たる。
原節子の義理の父役である山村聰はそのような状態の「菊子(原)」に対して同情以上の感情を持っている。

山村聰が演じる「尾形信吾」が実に気品があり、しかもダンディです。
鎌倉の閑静な住宅に同居する男性と義理の娘が心を通わせるというエロティックなストーリーながら、成瀬『山の音』はそのエロスを鑑賞者の精神の内側に描こうとします。

しかし内包されたエロティシズムが絶頂を迎えるシーンも用意されている。
原節子が「鼻血を出す」シーン。
あからさまに鼻血を見せたりはしない。
しかしそれを見た山村聰の「動揺」が、「鼻血に対する動揺」のみでないことも、とてもよく理解できるようになっているのです。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『ちはやふる』クイーン(松岡茉優)のパンツイン。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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映画『ちはやふる』3部作は脇で(新田)真剣佑や上白石萌音や清原果耶などが出ていたりと、今観ればなかなか豪華な若手俳優陣ということになるが、当時から松岡茉優の「クイーン」が際立っていると一般的にも言われていたが、今観ても際立っている、なかなかの人物造形だ。
孤高のかるたクイーンは性格もエキセントリックなのだが、かるたの大会へ奇矯なデザインのTシャツをパンツインさせて来ていて、周囲の生徒たちにその出で立ちを嘲笑されるというシーンがあった。
「周囲の反応」などどこ吹く風のクイーン(松岡茉優)だけど、確かにかなり長い時期、日本ではパンツインという出で立ちにしているだけで周囲に嘲笑されていた。
しかし現在、若い女性の大部分はパンツインのコーディネイトをたのしんでいる。

日本のふぁtション動向として、「なにかが流行ったらそればかりになる」そして「流行ってない服装を嘲笑する」という集団的メンタリティは変わるべきだ。
その際頭にあるべきは、「普遍的美」という言葉と概念だろう。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~役所広司がメンバーとなったカンヌ男優賞、その歴代受賞者は? [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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カンヌ国際映画祭男優賞を獲得した役所広司。
それでは歴代男優賞獲得者はどのような顔ぶれか、おおまかに見てみよう。
マーロン・ブランド
スペンサー・トレイシー
ポール・ニューマン
オーソン・ウェルズ
ジャン・ルイ・トランティニャン
マルチェロ・マストロヤンニ
ジャック・ニコルソン
フェルナンド・レイ
ジャック・レモン
ミシェル・ピッコリ
ウィリアム・ハート
フォレスト・ウィテカー
ジェラール・ドパルデュー
ダニエル・オートゥイユ
ショーン・ペン
ティム・ロビンス
トニー・レオン
ブノワ・マジメル
トミー・リー・ジョーンズ
ベニチオ・デル・トロ
ハビエル・バルデム
ジャン・デュジャルダン
マッツ・ミケルセン
ブルース・ダーン
ホアキン・フェニックス
アントニオ・バンでラス
ソン・ガンホ

どうです。
とてつもないスーパー俳優たち。
役所広司はこの中の一人になったわけだ。

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子どもの頃に「一番素敵な顔」だと思っていた俳優はポール・ニューマンだった。
ポール・ニューマンほどの大スターではないが、ロバート・ショウの顔も大好きだった。
「だった」と過去形で書く必要はない。
今でも二人の顔は大好きだ。
最近ポール・ニューマン主演、アーサー・ペン監督の『左ききの拳銃』を観て、改めて心底感じた。
若き日のポール・ニューマンの顔は、大理石の彫刻そのものである。
ミケランジェロが掘り出したかのごとき、完璧なフォルムの顔だ。
あまりに美しく、しかも男臭い。
男臭く、しかしマッチョではなく、デリケートで知的で、そしてワイルドでアウトローで、しかも存分に正統的でもある。
ニューマンの顔を見ているだけでも当然となる90分強が『左ききの拳銃』である。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~うたちゃんの好きな歌手、山内惠介からジム・モリソン~「映画史上最高の俳優は誰か?」フランスの友人の答。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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うたちゃん(母)の好きな歌手、浜田省吾、稲葉浩志、斉藤和義、井口理など、いっぱいいるけど、演歌系ではやはりまず山内惠介だろうな。
もちろん五木ひろしを尊敬はしているし、鳥羽一郎も大好きです。
鳥羽一郎の前歯、白過ぎるってえのはありますけれど。
若手演歌系では、真田ナオキ、辰巳ゆうと、松坂ゆうき、新浜レオン…他にもいるけどね。
そう言えば最近は、演歌じゃないけど(笑)、ザ・ドアーズのジム・モリソンも。

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映画の話、してますか?映画ほど「話題」として豊かに展開できるものはそうそうありません。「映画を観る→それについて語る」・・・これです。このシンプルな方法を習慣づけるだけで、人生はどんどん充実してきます。

ところで「映画史上最高の俳優は誰か?」という正解のない疑問。数学的世界と違い、人間社会の行いに「正解」はありません。その中でしかし、「求め続ける」ことが感性や知性の強化に繋がるわけですね。
「映画史上最高の俳優は誰か?」・・・米英の映画関係者やファンが選んだランキングの上位にはたいがい、マーロン・ブランド、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジャック・ニコルソンが入っています。
この4人に比べると、ダスティン・ホフマンはやや下位になっていることが多いのです。
ある日、友人のフランス人 フェノンにこの4人の名を挙げて「どう思う」か尋ねてみました。
フェノンは「どうしても二人になる」と言い、ロバート・デ・ニーロとダスティン・ホフマンを挙げました。
フェノンが飲んでいたオレンジジュースはもうほとんどなくなっていました。


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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『ちはやふる』で松田美由紀と國村淳が~要するに、フォレスト・ウィテカー大好き。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

映画『ちはやふる』三部作を観たりしてるんだけど、(広瀬すずってあの頃どんなだったのかなあ)という興味と、評判のいい『線が、僕を描く』の監督だってことなどもあった。
そうすると國村準と松田美由紀のツーショットを観れたりするので、映画ファンとしてはちょっとした感慨に浸るわけなのだ。
松田美由紀はもちろん松田優作夫人であり、國村準は『ブラックレイン』で松田優作とともにリドリー・スコット演出を受けた名優。
こんな二人の共演という贅沢を贅沢として味わえるようでありたい。

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フォレスト・ウィテカーがかなり好きである。フォレスト・ウィテカーが少しでも出ていると、それだけで嬉しくなる。例えば『ローグ・ワン』のような映画の中でフォレスト・ウィテカーの見せ場があって、普通の感覚では少々クサいシーンなのだけれど、フォレスト・ウィテカーであれば熱血でさえも許される感覚だ。『大統領の執事の涙』はそんなフォレスト・ウィテカーの熟成した魅力を堪能できる一本になっている。
というわけで、とっても素敵な俳優フォレスト・ウィテカーについてもわたし、ちょいちょい語っていくわけですが。

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