●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『グッバイ・クルエル・ワールド』の玉城ティナ美~『ジョン・ウィック』と1970~80年代的アクション映画 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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『グッバイ・クルエル・ワールド』の評価は決してよくないけれど、ぼくはとてもおもしろく観た。
西島秀俊、斎藤工、三浦友和、玉城ティナ、大森南朋、奥田瑛二、宮沢泳魚など、並んでいるだけで嬉しくなる。
中でも玉城ティナの常人離れした美貌が冴え渡った。
映画中斎藤工に頭部を踏みにじられ入院する玉城ティナは、頭部を包帯でぐるぐる巻きになってない、いや包帯でぐるぐる巻きだからこその退廃的美貌を見せつけてくれてファンとしては大満足。
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キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』がスマッシュヒットしたこと自体驚きであり、「2000年代的」ではないのだが、『ジョン・ウィック2』は「1」よりも遙かに高い興行収入を上げたのにまた驚いた。
『ジョン・ウィック2』の米国国内興行成績は9000億ドルを優に超すもので、惜しくも1億ドル突破のメガヒットとはならなかったが、それにしてもこれは大快挙である。
なぜこれが大快挙か?
それは『ジョン・ウィック』のシリーズが、1970~80年代的アクション映画だからだ。
1970~80年代的アクション映画が大ヒットすることは昨今、極めて困難である。
いや、『ジョン・ウィック』シリーズのアクション映画ぶりをもう少し詳しく説明すると、
「1970年代アクションに、1980年代アクションのスパイスを振り掛けた」となるだろうか。
『ジョン・ウィック』の基本はあくまで1970年代アクションである。