*耽美の魅惑「エイリアン4」。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「エイリアン4」のシガーニー・ウィーバー(リプリー)は遺伝子がエイリアンと融合したクローンであり、従来のリプリーとはずいぶんとキャラクターが違っている。それはわかり易く外見にも表れており、まあこれまでより遥かに挑発的かつ挑戦的な表情をしてるわけです、とてもわかりやすく。しかしそんなリプリー、グンと耽美的で美しい。だからもともと圧倒的美貌のウィノナ・ライダーとのツーショットシーンは審美的に観応えたっぷり。後半、人間とエイリアンのハイブリッド「ニューボーン」が登場し、たいそうグロいんだけど、そんな中どことなく可愛いく、嬉し恥ずかしい要素も持ち合わせているのがジュネタッチ。
*「ブエノスアイレス」を語る芋生悠。 [末尾ルコ(アルベール)より]
芋生悠が映画にのめり込むきっかけとなった作品がウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」。「ブエノスアイレス」について語る芋生悠は美しく、映画について語る芋生悠は美しい。
エライザ(ケアマネさん)はトニー・レオンに恋をしたと言い、彼の代表作のひとつが「ブエノスアイレス」だ。
ならば今、ぼくは「ブエノスアイレス」を観ねばならないだろう。ずっと昔は好きでもなかったウォン・カーウァイをあらためて訪ねるために。
エライザ(ケアマネさん)はトニー・レオンに恋をしたと言い、彼の代表作のひとつが「ブエノスアイレス」だ。
ならば今、ぼくは「ブエノスアイレス」を観ねばならないだろう。ずっと昔は好きでもなかったウォン・カーウァイをあらためて訪ねるために。
*「エイリアン4」は、実は傑作? [末尾ルコ(アルベール)より]
「エイリアンvsプレデター」のことき冗談はよしこさん的映画はさて置いて、「エイリアン」シリーズでぼくが好きなのは、「エイリアン」と「プロメテウス」が双璧。そしてこの2作品に続くのがこの度「エイリアン4」に決定したのです。
つーか、「エイリアン4」は必ずしも評判のよい作品ではなく、ぼくも長らく忘れていたのだけれど、(ひょっとして)とこの度半ば気まぐれで鑑賞してみたらとてもおもしろかった。そこはジャン=ピエール・ジュネ監督、耽美的ショットやグロテスク趣味が冴え渡る。さすがは「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」「アメリ」「ロング・エンゲージメント」などの監督だ。
つーか、「エイリアン4」は必ずしも評判のよい作品ではなく、ぼくも長らく忘れていたのだけれど、(ひょっとして)とこの度半ば気まぐれで鑑賞してみたらとてもおもしろかった。そこはジャン=ピエール・ジュネ監督、耽美的ショットやグロテスク趣味が冴え渡る。さすがは「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」「アメリ」「ロング・エンゲージメント」などの監督だ。
*ローソンで坊さんが。 [末尾ルコ(アルベール)より]
8月のある午前、最寄りのあるローソンのイートインでうたちゃん(母)と過ごしていましたら、近くの席に袈裟着た一人の坊さんが座ったんです。で、その坊さん、座ってから帰るまで30分くらいだったかな。ずうっとスマホつついてました。何してたかは知りませんし、ひょっとして信仰上重要な用事だったのかもしれない。けれどぼくの心に自然に沸き上がった言葉は、(修行不足だ!)というものでした。
*ジーナ・ローランズ死去。ショッピングモール断章。 [末尾ルコ(アルベール)より]
ジーナ・ローランズが8月14日に死去した。94歳だった。ぼくはこれらもジーナ・ローランズのことを語り続けるだろう。
ショッピングモールや、まあ普通の道などでも同じだけど、家族連れや数人の友人グループが横に広がって歩いてるのよく見かけます。そうですね、少なくとも4人以上が横並びで歩くの邪魔だと思います。自分ら以外の人のことも考えないとね。
ショッピングモールといえば、高知ではイオンモールに尽きるわけですが、トイレとエレベーター内、冷房効かしてません。これってどうなんでしょうか。
ショッピングモールや、まあ普通の道などでも同じだけど、家族連れや数人の友人グループが横に広がって歩いてるのよく見かけます。そうですね、少なくとも4人以上が横並びで歩くの邪魔だと思います。自分ら以外の人のことも考えないとね。
ショッピングモールといえば、高知ではイオンモールに尽きるわけですが、トイレとエレベーター内、冷房効かしてません。これってどうなんでしょうか。
*シンク下水漏れ修理費用は? [末尾ルコ(アルベール)より]
実はけっこう長い間、キッチンのシンク下が水漏れしてたんです。シンク下の配水管のどこかからポタポタとか。その場合はポタポタ下部に盥(たらい)やバケツを置いて水を受けるとかして。しかしそれだけじゃなく、どういう理屈かわからないけど、シンク周辺の床まで染み出したり。そういう場合は新聞敷いたりタオルで拭いたりと、まあ根本原因もわからず、いわば誤魔化しで対処してきたわけです。すぐに業者を呼べばいいようなものですが、面倒くさいのと、(いったいいくらかかるんだ)という不安もありまして、ずるずる来たわけです。しかし遂に我慢も限界(笑)。クラシアンを呼びました。現在の家屋も築20年以上だから、いろいろガタが来ていて、シンク周りもその一端だったということですね。修理費は9万弱。いいいいい、痛い!
*「酔いどれ天使」三船敏郎の凄さと笠置シズ子の異形。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「酔いどれ天使」は黒澤明監督初期の作品で、タイトルの「酔いどれ天使」とは志村喬のこと。しかしこの映画で凄まじいのは三船敏郎で、結核を患ったヤクザ者の役だが、特に終盤は本当に死を目前にした病院にしか見えない。三船といえば人間離れしたタフガイのイメージが強いけれど、「酔いどれ天使」を観れば、彼が心身に苦悩を背負った人間を存分に表現できることがよくわかる。
「酔いどれ天使」は90分強の短い映画だが、山本礼三郎、木暮実千代、笠置シヅ子、殿山泰司、久我美子らの登場シーンはそれぞれ印象深く、特に笠置シズ子の異形的迫力には目を見張った。
「酔いどれ天使」は90分強の短い映画だが、山本礼三郎、木暮実千代、笠置シヅ子、殿山泰司、久我美子らの登場シーンはそれぞれ印象深く、特に笠置シズ子の異形的迫力には目を見張った。
*ぼくの好きなドアーズの曲は。 [末尾ルコ(アルベール)より]
ではジム・モリソンのザ・ドアーズ、ぼくの好きな曲を並べてみましょう。
「Break on Through」
「Light My Fire 」
「The Crystqal Ship」
「Love Me Two Time 」 「MoonLight Drive」
「Hello,I Love You 」
「Touch Me」
「Wild Child」
「Easy Ride」
「Roadhouse Bluse」
「The End」
「Whisky bar(Alabama Song)」
「L.A. Woman」
他にもありますけどね、これからまたあらためていろいろ聴いていきます。これらもうたえるようになりたいしね。
「Break on Through」
「Light My Fire 」
「The Crystqal Ship」
「Love Me Two Time 」 「MoonLight Drive」
「Hello,I Love You 」
「Touch Me」
「Wild Child」
「Easy Ride」
「Roadhouse Bluse」
「The End」
「Whisky bar(Alabama Song)」
「L.A. Woman」
他にもありますけどね、これからまたあらためていろいろ聴いていきます。これらもうたえるようになりたいしね。
*デ・ニーロ「真実の瞬間」、描かれたマッカーシズム。 [末尾ルコ(アルベール)より]
ロバート・デ・ニーロ主演「真実の瞬間」はマッカーシズムに基づく赤狩り(レッドパージ)が猖獗を 極めた時代のハリウッドが題材だ。デ・ニーロは映画監督役で、「共産主義者」の疑いを持たれ、共産主義者を取り締まる非活動委員会などの執拗にして陰湿な追及により仕事も友人も失っていく。作品クライマックスの審問会での追及者たちの薄汚さたるやまさしく魔女裁判そのものであり、その意味での迫力は凄い。もちろんこの映画は共産主義を正義として描いているわけではない。
テ・ニーロ以外の出演者も魅力的で、マーティン・スコセッシが俳優としてデ・ニーロと絡むシーンがあるのが嬉しいし、なんといっても若き日のアネット・ベニングが素敵だ。
テ・ニーロ以外の出演者も魅力的で、マーティン・スコセッシが俳優としてデ・ニーロと絡むシーンがあるのが嬉しいし、なんといっても若き日のアネット・ベニングが素敵だ。
*ジム・モリソンと27クラブ。 [末尾ルコ(アルベール)より]
ジム・モリソンは27歳で死去していて、いわゆる「27クラブ」の一人とされてます。才能あるミュージシャンなど、27歳で死去した人が妙に多いことから「27クラブ」という言葉が生まれたわけですが、ジミ・ヘンドリクス、ジャニス・ジョップリン、ブライアン・ジョーンズ、カート・コバーン、エイミー・ワインハウス、ジャン=ピエール・バスキアなどがその中に数えられています。いずれも強いカリスマを持った人物が並んでいますが、中でもジム・モリソンは特別独特の、内部に引っ張り込むようなカリスマがありますね。ギリシャ神話の神や怪物を見ているような感覚にとらわれるのです。