●末尾ルコ かつて語ったハードボイルド [「言葉」による革命]
ハードボイルドミステリ(探偵物)と言えば、何と言ってもレイモンド・チャンドラー、そしてダシール・ハメットとなります。
この二人、ちょっと悪魔的なまでの魅惑があるんですね。
もちろんレイモンド・チャンドラーにしても、「どの作品もいい!」というわけにはいかない。
密度のうす~い作品もあるにはあります。
そしてチャンドラーにしてもハメットにしても、やや、読み慣れてない人には優しくないという要素もあるんです。
この二人、ちょっと悪魔的なまでの魅惑があるんですね。
もちろんレイモンド・チャンドラーにしても、「どの作品もいい!」というわけにはいかない。
密度のうす~い作品もあるにはあります。
そしてチャンドラーにしてもハメットにしても、やや、読み慣れてない人には優しくないという要素もあるんです。
●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、井上芳雄から「歌うたいのバラッド」練習に入る母(うたちゃん)。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
・・・
いや、いいっすねえ~。
ホント、いいっすよお!
あれあれあれ、あの歌、
「歌うたいのバラッド」ですよお!!
いや何ね、最近また母(うたちゃん)のお気に入り歌手が増えましてね。
それが井上芳雄。
そう、ミュージカル歌手の井上芳雄ですわ。
ミュージカル歌手ならもともと石丸幹二が好きだったし、そもそもバレエ公演を追うようになる前は宝塚大劇場に通い詰めていた時期もあったですから。
宝塚、高速バスで観劇行ってました。
腰痛の身にはキツかったですけどね。
あ、わたしの腰痛なんですが、地道なエクササイズ的でかなりましになってきました。
まだ腰から背中にかけての筋肉が脆弱なので、この辺りは鍛えねばなりませんけどね。
けれど少し前まで前屈できないほど、そしてくしゃみで激痛が走るほどの腰痛だったけれど、そこまでのは無くなっている。
というわけでわたしと母(うたちゃん)は生でミュージカル、けっこう観てるんです。
そして母(うたちゃん)の歌手の好みとして、やっぱり「歌いあげるタイプ」ですよね、好きなのは。
ミュージカル歌手はそうした要求にしっかりと応えてはくれますね。
で、井上芳雄をYouTubeで検索していると「歌うたいのバラッド」も歌っていた。
東京藝大声楽家で鍛えた歌唱と「歌うたいのバラッド」がしっくり言っているかどうかは聴いた方によって感想は違うでしょうが、もともとわたしも大好きだったこの曲にさらに興味ができた。
で、「歌うたいのバラッド」で検索すると、
優里
奥田民生
桜井和寿
などの歌唱も視聴できた。
もちろん斉藤和義本人、そして斉藤和義と吉井和哉の二人で歌う動画もあった。
そう、最高の介護を超えるべく。
・・・
いや、いいっすねえ~。
ホント、いいっすよお!
あれあれあれ、あの歌、
「歌うたいのバラッド」ですよお!!
いや何ね、最近また母(うたちゃん)のお気に入り歌手が増えましてね。
それが井上芳雄。
そう、ミュージカル歌手の井上芳雄ですわ。
ミュージカル歌手ならもともと石丸幹二が好きだったし、そもそもバレエ公演を追うようになる前は宝塚大劇場に通い詰めていた時期もあったですから。
宝塚、高速バスで観劇行ってました。
腰痛の身にはキツかったですけどね。
あ、わたしの腰痛なんですが、地道なエクササイズ的でかなりましになってきました。
まだ腰から背中にかけての筋肉が脆弱なので、この辺りは鍛えねばなりませんけどね。
けれど少し前まで前屈できないほど、そしてくしゃみで激痛が走るほどの腰痛だったけれど、そこまでのは無くなっている。
というわけでわたしと母(うたちゃん)は生でミュージカル、けっこう観てるんです。
そして母(うたちゃん)の歌手の好みとして、やっぱり「歌いあげるタイプ」ですよね、好きなのは。
ミュージカル歌手はそうした要求にしっかりと応えてはくれますね。
で、井上芳雄をYouTubeで検索していると「歌うたいのバラッド」も歌っていた。
東京藝大声楽家で鍛えた歌唱と「歌うたいのバラッド」がしっくり言っているかどうかは聴いた方によって感想は違うでしょうが、もともとわたしも大好きだったこの曲にさらに興味ができた。
で、「歌うたいのバラッド」で検索すると、
優里
奥田民生
桜井和寿
などの歌唱も視聴できた。
もちろん斉藤和義本人、そして斉藤和義と吉井和哉の二人で歌う動画もあった。
●末尾ルコ かつて語った『女は二度決断する』 [「言葉」による革命]
『女は二度決断する』は、ドイツ社会で起きた爆弾テロにより夫と息子を亡くしてしまった女性が自ら犯人を追及していこうというストーリーです。
この作品の演技でカンヌ国際映画祭女優賞を獲得したダイアン・クルーガーでして、「女優主演映画」としての観応えたっぷり。
それよりも何よりもわたしが嬉しかったのは、最初から終わりまで途切れず続く、緊張感あふれるハードボイルドタッチなのでした。
この作品の演技でカンヌ国際映画祭女優賞を獲得したダイアン・クルーガーでして、「女優主演映画」としての観応えたっぷり。
それよりも何よりもわたしが嬉しかったのは、最初から終わりまで途切れず続く、緊張感あふれるハードボイルドタッチなのでした。
●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、「愛を求める」キャル、『エデンの東』に母(うたちゃん)嗚咽、そしてわたしは「人間」を見たい、感じたい。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
・・・
「朧月夜」、美しい歌詞、そしてシンプルで瞑想的なメロディ。山田姉妹のお二人のご歌唱を聴きながら、わたしは部屋の中でさえ空を見上げます。いつかドビュッシーの「月の光」を山田姉妹のお二人がヴォカリーズでお歌いになればなあと希望しつつも。
・・・
『エデンの東』を観て母(うたちゃん)も嗚咽しました。
母(うたちゃん)にとっても二度目か三度目の鑑賞。
古典的作品のストーリーなので書いちゃいますが、キャル(ジェームズ・ディーン)が父親に「贈り物」を渡そうとするシーン。
しかし父親は拒絶する。
このシーンは本当に凄まじいのですが、いやホント、よくこんなシーンを創れるなと溜め息が出ます。
母(うたちゃん)はこのシーン、体を震わさんばかりの嗚咽。
こんな感じで新鮮に感動してくれると嬉しいし、精神の浄化にもなりますよね。
いやそれだけじゃなく、「本物の感動」というのは心身への様々な好影響があると思ってます。
そしてそうそうそう、『エデンの東』とか、ジュリー・ハリスとか、もちろんジェームズ・ディーンとか、圧倒的に素晴らしいもの、とてつもなく凄いものは語り継いでいかねばならない。
新たな世代もどんどん知り、鑑賞していくように仕向けねばならない。
特に日本はねえ、この5月も、オリンピックに関係するイベントはどんどんやり、しかも演劇の劇場は営業OKで、映画館はダメという、意味不明のトンデモ要請が出るような、しかもそうした仕打ちに対して大きな抗議が上がらないという、文化芸術への、映画への熱がとても低い国だからねえ。
吉永小百合も舞台あいさつで言ってたらしいけれど、ホント理不尽ですよ、舞台の劇場はよくって映画館はダメとか。
そもそもですねえ、ずっと前から日本人の多くは、アニメや漫画に向ける熱量はやたら高い人が多いけれど、実写映画についてはやったら熱量が低いという状態が続いてますからねえ。
アニメもけっこうだけれど、日本のアニメのレベルが高いのは分かっているけれど、わたしは実写、さらに言えば、「人間」が観たいんですよねえ。
そして実写映画でも、できる限りCGじゃなくて現実の景色が観たい。
そう、最高の介護を超えるべく。
・・・
「朧月夜」、美しい歌詞、そしてシンプルで瞑想的なメロディ。山田姉妹のお二人のご歌唱を聴きながら、わたしは部屋の中でさえ空を見上げます。いつかドビュッシーの「月の光」を山田姉妹のお二人がヴォカリーズでお歌いになればなあと希望しつつも。
・・・
『エデンの東』を観て母(うたちゃん)も嗚咽しました。
母(うたちゃん)にとっても二度目か三度目の鑑賞。
古典的作品のストーリーなので書いちゃいますが、キャル(ジェームズ・ディーン)が父親に「贈り物」を渡そうとするシーン。
しかし父親は拒絶する。
このシーンは本当に凄まじいのですが、いやホント、よくこんなシーンを創れるなと溜め息が出ます。
母(うたちゃん)はこのシーン、体を震わさんばかりの嗚咽。
こんな感じで新鮮に感動してくれると嬉しいし、精神の浄化にもなりますよね。
いやそれだけじゃなく、「本物の感動」というのは心身への様々な好影響があると思ってます。
そしてそうそうそう、『エデンの東』とか、ジュリー・ハリスとか、もちろんジェームズ・ディーンとか、圧倒的に素晴らしいもの、とてつもなく凄いものは語り継いでいかねばならない。
新たな世代もどんどん知り、鑑賞していくように仕向けねばならない。
特に日本はねえ、この5月も、オリンピックに関係するイベントはどんどんやり、しかも演劇の劇場は営業OKで、映画館はダメという、意味不明のトンデモ要請が出るような、しかもそうした仕打ちに対して大きな抗議が上がらないという、文化芸術への、映画への熱がとても低い国だからねえ。
吉永小百合も舞台あいさつで言ってたらしいけれど、ホント理不尽ですよ、舞台の劇場はよくって映画館はダメとか。
そもそもですねえ、ずっと前から日本人の多くは、アニメや漫画に向ける熱量はやたら高い人が多いけれど、実写映画についてはやったら熱量が低いという状態が続いてますからねえ。
アニメもけっこうだけれど、日本のアニメのレベルが高いのは分かっているけれど、わたしは実写、さらに言えば、「人間」が観たいんですよねえ。
そして実写映画でも、できる限りCGじゃなくて現実の景色が観たい。
●末尾ルコ かつて語った『女は二度決断する』 [「言葉」による革命]
『女は二度決断する』という映画があって、その「女」とはダイアン・クルーガー。
ダイアン・クルーガーが欧米世界でいかに「超美人」と認識されているかというお話は以前に少ししましたね。
「美」にはかなりの普遍性があるのだと思いますが、時代差や地域差もかなりあるのも事実です。
ダイアン・クルーガーは日本人から見ても「美人」でしょうが、おそらく「特別」とまでは認識されないでしょう。
ダイアン・クルーガーが欧米世界でいかに「超美人」と認識されているかというお話は以前に少ししましたね。
「美」にはかなりの普遍性があるのだと思いますが、時代差や地域差もかなりあるのも事実です。
ダイアン・クルーガーは日本人から見ても「美人」でしょうが、おそらく「特別」とまでは認識されないでしょう。
●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、山田姉妹の「朧月夜」と『エデンの東』ジュリー・ハリスの「人間味」。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
・・・
「朧月夜」、美しい歌詞、そしてシンプルで瞑想的なメロディ。山田姉妹のお二人のご歌唱を聴きながら、わたしは部屋の中でさえ空を見上げます。いつかドビュッシーの「月の光」を山田姉妹のお二人がヴォカリーズでお歌いになればなあと希望しつつも。
・・・
『エデンの東』のヒロインはジュリー・ハリスです。
一見パッとない外見なんですね。
ちょっと地味な、シブい顔立ち。
結局映画界では大成しなかった女優なのですが、しかし『エデンの東』のヒロインを演じたことによりその存在は永遠性を帯びることになったのです。
『エデンの東』のジュリー・ハリス、ただヒロインとして作品中に収まっているだけでなく、とってもいいんですね。
『エデンの東』の中でジュリー・ハリスはジェームズ・ディーンの兄の恋人である。
いずれ義理の弟となるはずのジェームズ・ディーンは精神的に不安定で行動も予想がつかないところがあり、当初ハリスはしきりに彼を「怖い」と言っている。
ところがそうは言いながらも、究極的な寂しさを漂わせる、そして美しい顔立ちのディーンへの気持ちが徐々に深まっていくのを自覚している。
そして後半、愛されたいのに愛してもらえない父に対する精魂を籠めた贈り物をしようとするディーンへの、ハリスの心づかいが何とも麗しい。
いやホント、「人間味溢れる」あるいは「慈愛に満ちた」という言葉が実にしっくり来る名演です。
映画界では成功したとは言えないジュリー・ハリスだけれど、『エデンの東』の中での彼女を観ているだけで心が温まる。
そう、最高の介護を超えるべく。
・・・
「朧月夜」、美しい歌詞、そしてシンプルで瞑想的なメロディ。山田姉妹のお二人のご歌唱を聴きながら、わたしは部屋の中でさえ空を見上げます。いつかドビュッシーの「月の光」を山田姉妹のお二人がヴォカリーズでお歌いになればなあと希望しつつも。
・・・
『エデンの東』のヒロインはジュリー・ハリスです。
一見パッとない外見なんですね。
ちょっと地味な、シブい顔立ち。
結局映画界では大成しなかった女優なのですが、しかし『エデンの東』のヒロインを演じたことによりその存在は永遠性を帯びることになったのです。
『エデンの東』のジュリー・ハリス、ただヒロインとして作品中に収まっているだけでなく、とってもいいんですね。
『エデンの東』の中でジュリー・ハリスはジェームズ・ディーンの兄の恋人である。
いずれ義理の弟となるはずのジェームズ・ディーンは精神的に不安定で行動も予想がつかないところがあり、当初ハリスはしきりに彼を「怖い」と言っている。
ところがそうは言いながらも、究極的な寂しさを漂わせる、そして美しい顔立ちのディーンへの気持ちが徐々に深まっていくのを自覚している。
そして後半、愛されたいのに愛してもらえない父に対する精魂を籠めた贈り物をしようとするディーンへの、ハリスの心づかいが何とも麗しい。
いやホント、「人間味溢れる」あるいは「慈愛に満ちた」という言葉が実にしっくり来る名演です。
映画界では成功したとは言えないジュリー・ハリスだけれど、『エデンの東』の中での彼女を観ているだけで心が温まる。