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●末尾ルコ かつて語った「ベティ・ブルー」ジャン=ジャック・ベネックス監督 [「言葉」による革命]

この時「ベアトリス・ダルがいた」ことで成立した作品。ずいぶんとエグく、けれんみたっぷりの内容に、「ベアトリス・ダル」という「ヤバい女優」が命と説得力を与えた。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年5月6日 [愛の景色]

あなたがただ
いてくれるだけでいい

それだけであなたは
ぼくを救済してくれることになる

そしてぼくはあなたの救済者に
なりたい

あの人があの言葉に
感銘を受けてくれたから
ぼくはより強く
そう願うように
なったんだ
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)とケアマネさん家庭訪問で「ある時期だけ売れていた人」論。 [「言葉」による革命]

わたしは末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

OJシンプソンは日本ではさほど知られてないけれど、米国ではアメリカンフットボールの大スターから俳優などに転向、ところが元妻殺害の被告人となるなどの事件の当事者となり、スキャンダルの中心人物として過熱報道の真っただ中に位置した時期もありました。
この件について詳しくはお話しませんが、過去の映画などを観る際の愉しみ、時に意地悪な愉しみの一つが、

(あの頃はこんなに売れてたのに、結局そこまでの人だったのね)

というヤツですね。
いやな感じの愉しみですね~(笑)。
そしてもちろん、「売れたからクオリティもいい」というわけでも、「売れないからクオリティが悪い」というわけでも、必ずしもないこと、ここは強調したいですが、そう、「大衆が間違っている」こと多いですからね。
ちょっと複雑な問題で誤解を招きかねない要素もありますが、けっこういますよね、「結局大衆は正しい選択をする」という考えを開陳する人たち。
わたしの見方では、そんなことぜんぜんないです。
大衆が正しい選択をする場合もあるけれど、多く間違った選択をしてしまう。
歴史的にそんな間違いの最たる例の一つがドイツにおけるナチス政権選択でしょう。
もちろんそれは後になったから言えるということもある。
当時のドイツ人にとっては切羽詰まった致し方ない選択だった、という要素もあったでしょうが、もちろんこの件についても単純に語ることはできない。
ただですね、ある時期やたら売れてた人で、わたしが個人的に気に入ってなくて、ずっと後に丸っきり忘れられた存在となっていたりしたら、(ざまあねえや!俺の感覚が正しかったじゃねえかよ)とは密かにほくそ笑んだりします。
まったく博愛主義的ではないですが、わたしはイエス・キリストではないですから、「汝の敵を愛せよ」とはなかなかいきません。
そしてまあ、一旦落ちた人の評価がまた上がるケースもあります。
わたしの基本スタンスとしては、

「実態の伴わない高注目度や高い人気」

と思しき人たちに対してはかなりきつめの視線を送っています。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)もガックリか、キャリー・マリガン、2021アカデミー主演女優賞を逃す。その2 [「言葉」による革命]

わたしは末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

キャリー・マリガンのオスカー獲得を熱望し、次のようにも書いたのです。

キャリー・マリガン、

『17歳の肖像』
『わたしを離さないで』
『ドライヴ』
『SHAME シェイム』
『華麗なるギャツビー』
『未来を花束にして』
『ワイルドライフ』

この7本は、絶対観てほしい。
映画の魅惑満載、キャリー・マリガンの魅惑満載。
たとえば、『SHAME シェイム』で「ニューヨーク ニューヨーク」を歌うキャリー・マリガンの表情とかね。

などと書いたのだけれど、結局キャリー・マリガンは今年、アカデミー賞主演女優賞獲得には至らなかった。
チャドウィック・ボーズマンも獲らなかった。
アカデミー賞がわたしよりも(笑)偏見なしに選んでいるのはよく分かった。
いやわたしが偏見を持っているわけじゃないですよ。
ただ「好み」を前面に押しているだけ。
そりゃあわたしだって、「優れた俳優」と「まるで優れてない俳優」の区別はつくけれど、世界トップの何人かを並べて、その中で客観的に「この人が一番!」と選べるとは思えない。
そこはファンの特権として、「好み」を介入させる。
あ、大事なことは、「好み」ならその旨しっかりと書くことですね。
自分の「好み」を普遍的事実のように書いたり言ったりしてはいけません。

でもねえ、アカデミー賞、獲るべき時期に獲れないと、結局「獲らずじまい」ということもある。
優れた俳優で、しかも長きに渡って映画界に貢献し、鑑賞者たちを愉しませ続けている人たちには相応の勲章を獲得してほしい。
ポール・ニューマンやアル・パチーノだって、若き日から大スターだったにも関わらず、ニューマンがオスカーを獲ったのが『ハスラー2』、パチーノは『セント・オブ・ウーマン』と、どちらも本来であればこの2大スターの代表作とは言い難い。

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