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●末尾ルコ かつて語った「GSワンダーランド」本田隆一監督 [「言葉」による革命]

「GSワンダーランド」本田隆一監督

日本のグループサウンズ全盛期の話。「お、案外悪くない」と前半は思いながら観ていたのだが、後半どんどん尻すぼみに。映像も比較的よく作られてはいるが、これも中盤あたりから単調さが目についてくる。石田卓也含めバンドのメンバーの印象が薄いのも問題。横分けのヘアスタイルにした栗山千秋は悪くないが。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年5月8日 [愛の景色]

そして
あってはならいことがあって
そのままジ・エンドということもある
ジム・モリソンを気取ってるわけじゃ
ないよ

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)とケアマネさん家庭訪問で、今まさにアリ・マッグロー「いい女」説が。 [「言葉」による革命]

わたしは末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

でもわたしもそうだけど、ケアマネさんももちろんレッドフォードやマックイーンの最盛期をリアルタイムで知っている世代じゃない。
つまり自分よりずっと上の世代の俳優のファンになる…これっていいですよね、「現在しか見えない(見ない)」人たちが多い中で。
だって例えば絵画とか音楽とか、文学もそうだけれど、「現在しか見ない」というスタンスだとすごく貧弱になっちゃうじゃないですか。
ダ・ヴィンチもバッハも知らない、興味ないということになりますからね。
そりゃいただけない。
できる限り時代を超越し、俯瞰で見るようにしないとね。
俯瞰で見つつ、細部も見る、と。
難しいですけどね。

ケアマネさん、今回『タワーリング・インフェルノ』観るまではあまりマックイーンを観てなくて、『パピヨン』や『ゲッタウェイ』は観てるけれど。
「どの映画がいいですかね」と尋ねてくれたから、
『荒野の七人』『大脱走』『華麗なる賭け』『ブリット』などを挙げたけれど、『砲艦サンパプロ』もよかったなあ。

スティーブ・マックイーンは20世紀のまさに大映画スターの一人なんですが、タフで野性的的薫りたっぷりながら、スーツを着るとダンディそのもの。
映画史上、マックイーン以外にはなかなか見出せない強烈な個性、なんですねえ。
あるいは、労働者階級の雰囲気を持ちながら、貴族的でもあるという。
いつでも貴族になれる労働者階級とか、そんな感じ。
それと素で運動神経がやたらよくって、特撮とかカメラワークに頼らなくても、その小さな動き、大きな動き自体で魅了することができる。
映画スター、ですよねえ。
しかしそんなマックイーンも50歳で死去している。

マックイーンと『ゲッタウェイ』で共演したアリ・マッグローはマックイーン夫人ともなった人だけれど、日本では『ある愛の詩』のヒロインとして有名でしたね。
けれどわたし、子どもの頃はアリ・マッグロー、どこがいいか分からなかった。
ところが最近『ゲッタウェイ』を観返して、(おお!いいじゃない、アリ・マッグロー)となったわけです。
ただ単に子どもの頃のわたしの好みじゃなかっただけかもしれませんけどね。
でも当時わたしはフェイ・ダナウェィとかもいたく好きだったので、「大人の女」の魅力も分かってたつもりなのですが、でもアリ・マッグローはピンと来なかった。
ところが近頃観た『ゲッタウェイ』のアリ・マッグロー。
色気を感じましたですです。
よく言われるところの、「いい女」そのものと感じましたわ。

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