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●末尾ルコ かつて語った「美しき虜」フェルナンド・トルエバ監督 [「言葉」による革命]

「美しき虜」フェルナンド・トルエバ監督

ナチス政権下のドイツへ映画撮影に行くスペインの映画人。このシチュエーションがまずおもしろいが、女好きゲッべルスに迫られるペネロペ・クルスの話を中心に、各シーン、エピソードがそれぞれ質高く楽しめる。映画へのオマージュも数多く豊かだ。


タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年5月17日 [愛の景色]

それはあなたに似つかわしくない場所で、
しかもあなたは
あなたの写真集を
ぼくに見せてくれた


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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、和製正調ハードボイルド『影に抱かれて眠れ』加藤雅也を推す。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

『影に抱かれて眠れ』ってなかなか愉しめたんです。主演は加藤雅也。『影に抱かれて眠れ』の加藤雅也、なかなかいいですよ。裏社会を知る画家が裏社会の事件に巻き込まれていくというお話。北方謙三原作のハードボイルド映画、という名目でいいでしょう。ハードボイルド小説ったって、米国の作品と日本の作品では本質的に大きく違っていて、いやもちろん日本の作家でも素敵なハードボイルドを書く作家はいるのですが、基本米国の作家は書き込みの厚みが凄いです。つーかまあ、ハードボイルドの源流ともされる(諸説あり)アーネスト・ヘミングウェィにしてもその書き込みは凄いし、さらに『白鯨』のハーマン・メルヴィルともなれば最早「異常」とも歓声を上げたくなる凄まじさだ。
その点日本の小説の多くはハードボイルドだけでなく、読みやすくはあるけれど余白が多く時にスカスカ感が強い。
というのは横道のお話であって、映画『影に抱かれて眠れ』、ハードボイルドとしてきっちり作られてあって、こういう映画は邦画界昨今滅多にないのでことさら愛でたくなる。

加藤雅也は思えば若い頃グーっと台頭しそうになって必ずしもその後スター俳優としての地位を築いてきたわけではないが、でも今いいです、加藤雅也。

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