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●末尾ルコ かつて語った「ストロベリーショートケイクス」矢崎仁司監督 [「言葉」による革命]

「ストロベリーショートケイクス」矢崎仁司監督

池脇千鶴、中越典子らが演じる4人の女性の「日常」が作品の核となっていて、しかもバランスよく作品の中に配置されているので飽きさせない。映像的にも清々しい。出番は少ないながら、加瀬亮の酷薄な演技にも注目。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年5月18日 [愛の景色]

その写真集の中のあなたは
これまたあなたに似つかわしいものではなく
ぼくはただただ怪訝したけれど、
夢だと分かって一安心
というお決まりのパターンでは
あったね


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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、見事に『老けた』姿、レネ・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』の素晴らしさ。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

たとえば高倉健の『駅 STATION』に宇崎竜童が出ているのだけれど、当然すごく若い。
でも宇崎竜童、「今の宇崎竜童」の方が遥かに、比較にならないほどカッコいいですよ。
年取るに従って(う~ん…)になる人と、どんどんカッコよくなる人がいますね、ホント。

それで言えば同じく『駅 STATION』に出ていた池部良。
『昭和残侠伝』シリーズでは高倉健と最高の任侠コンビを組み、『雪国』といった文芸映画では奥深くしかも水もしたらる美形男性で映画ファンを魅了した池部良だが、『駅 STATION』の時点ではもうやや平凡な「おじさん」的雰囲気を漂わせている。
これはちょっと残念ではある。

でもですね、外見的に老けてそれでダメ…なわけではもちろんない。
レネ・ゼルウィガー主演『ジュディ 虹の彼方に』、そしてアネット・ベニング主演『リヴァプール 最後の恋』。
どちらもベテラン女優ならではの力を堪能させていただいた。

レネ・ゼルウィガーにアカデミー主演女優賞をもたらした『ジュディ 虹の彼方に』は言うまでもなく世紀の大スター ジュディ・ガーランドをゼルウィガーが演じている。
しかも『オズの魔法使い』で世界の大スターとなったガーランドの生涯ではなく、その最晩年の姿だ。
最晩年といってもガーランドは47歳で死去していて、その頃は最早「映画スター」としての活躍はなく、もっぱらショウで歌やダンスを披露することで金を稼ぐしかなくなっていて、しかも体調も悪く情緒不安定、スタッフたちといつももめにもめるガーランドの姿が描かれている。

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