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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『ある愛の詩』はエライザ(ケアマネさん)のお気に入り映画だった! [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・


1月27日はエライザ(担当のケアマネさん)の家庭訪問(モニタリング)日。
12月は新型コロナ感染者激増で中止としたが、この度は減少傾向で予定通り決行。
にしても短めの(30分弱)訪問時間となったが、今回はわたし(美ヒヨコ)の体調の居ついての話が多かった。
12月は本当に酷い体調で、その窮状を電話で話していたからなのだけど、まあケアマネさんと介護者の体調の話してちゃいけないね。
もっとも、幸いなことにうたちゃん(母)はとても元気です。

それとおもしろかったのが、昨日『ある愛の詩』をわたし「珍品」とか言ったけれど、エライザ、『ある愛の詩』がずっと大好きなんだって。
「え?どういうところが?」と尋ねてみると、
「あの雰囲気とか、雪の中の場面とか」
「へえー、あのハーバードの雰囲気とか?」
「そうそう。あの時代のキャンパスライフとか」
「やっぱりライアン・オニールが」
「いや、わたし女の人の方が好きなんです」
「アリ・マッグロー?」
「そうそう。あのファッションとか」

・・・う~ん、なるほど。
そういう観点ね。
そう言えばかつて山上たつひこが漫画の中で登場人物にアリ・マッグローについて、
「いい女だなあ」と語らせていた。


・・・

『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『ある愛の詩』は「愛の名作」なのか「珍品」なのか。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・


1月25日のうたちゃん(母)の脳外科受診の日、家へ帰ってから『ある愛の詩』を観たのだけれど、これちょっと吃驚な内容だった。
まあ子どもの頃観たっきりなので大人になった美ヒヨコが異なる感想を持つのは当然だけど、わたしには「愛の名作」というよりも「珍品」に感じてしまった。
とにかくテンポが速くずばずばストーリーが進む。
そのストーリーとは単純明快、若い男女が知り合って恋に落ち、親の反対を押し切って結婚するも妻の重病が発覚、既に余命いくばくもない状態で、その通り亡くなってしまう。
もちろん昭和の日本で全国津々浦々に響き渡ったフランシス・レイのテーマ曲は随時流れるけれど、ニュアンスや陰影がほとんど感じられない演出で、この作品で泣けるってどうなんだろうと強く感じた次第。
死ぬ間際のはずのアリ・マッグローは健康そのものの肌つやだし。
でも『ある愛の詩』、アカデミー賞にも複数ノミネートされているし、

AFIが選んだ「情熱的な映画」ランキングのトップ10にも入ってるんだよね。

1『カサブランカ』
2『風と共に去りぬ』
3『ウエスト・サイド物語』
4『ローマの休日』
5『めぐり逢い』
6『追憶』
7『ドクトル・ジバゴ』
8『素晴らしき哉、人生!』
9『ある愛の詩』
10『街の灯』

う~む。

「詩」by末尾ルコ

そしてあまりに淫らな薔薇は、
アネモネのふりをする。

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『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~一月の脳外科受診の日、『ある愛の詩』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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無糖のキリンレモンってほとんど甘くないんだね。
これ、いいわ。

1月26日はうたちゃん(母)の脳外科定期受診。
脳外科では約半年に一度、頭部MRIと頸動脈エコーの検査をするけれど、この度は特に検査なし。
だからすぐ受診は終わるはず。
しかしこの日はご存じの通り最強寒波が日本へ到来。
普段は就寝時、エアコンはオフにするけれど、さすがに25日の夕方から暖房はつけっ放し。
まあでもそのおかげもあり、深夜早朝もさほど寒いという感覚ではなかった。

朝は8時前に起きて病院へ行く準備。
10時の予約で9時半ほどに受付。
脳外科の外来はこの日は少なくて、すぐに呼ばれた。
検査がないから問診と、握力検査などのみ。
次回3月の予約を取り、この時は頭部MRIと頸動脈エコーがある。
いつもながら少々緊張するが、約2カ月、うたちゃんのコンディションがさらに良好になるように努力しよう。

実はこの1月、うたちゃんのお世話を手伝ってくれている近しい人が新型コロナ感染。
ォミクロンの感染力を考えると目の前が真っ暗になったが、うたちゃんとわたしにはどうにか感染せずに来ている。
当該の人もさしたる症状なく回復した。
とは言え新型コロナが世の中から消失したわけではなく、今冬はインフルエンザも流行しているし、注意深く生活する日々は終わらない。

25日は受診を終え、蔦屋書店のスタバで新作のフォンダンなんたらフラペチーノを賞味し、家へ帰り『ある愛の詩』を鑑賞。

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『アデルの恋の物語』の名台詞

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~俳優にとって「代表作」とは?堀田真由が『大奥』?それは違うだろ。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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俳優にとっての「代表作」が何かというテーマはとても重要なのだけど、これも日本では実に出鱈目な言説が罷り通っている。
特にネットね。
ネット記事やネット書き込みの多くは、「地上波ドラマで多少注目されたもの」を「代表作」と呼ぶことが多く、こりゃもう正に思考停止の文化破壊である。
そうした文脈とはまた別のお話だが、わたしが推している堀田真由。
NHKの『大奥』へ徳川家光の役で出演しているのだが(男女逆転のお話です)、この作品を放送前から(笑)、「確実にわたしの代表作になりました」的な話をしているんです。
まあ若気の至りと言いますか、この『大奥』、地上波ドラマとしてはクウォリティは悪くないけれど、これが「代表作」じゃ寂しい。
早めに何らかの作品、しかも主演的立場での作品を「代表作」と呼びたいという女優としての欲が出てしまったのだろうけれど、作品クウォリティとしては彼女が主役ではないけれど、映画『殺さない彼と死なない彼女』はもちろん、『殺意の道程』などの方が遥かにクウォリティ上である。
まあ堀田真由主役じゃないけどね。

お話逸れるけど、NHKって「女優」という言葉を使わず「俳優」に統一しているが、出演者が「女優」という言葉を平気で使っていたり、まるっきりザルなんですね。
「存在してきた言葉」を「存在しなくなった」かのように扱うような態度は本来すべきではない。
ケイト・ブランシェットが「actressという言葉に差別的ニュアンスを感じ続けていた」的発言をしているが、「actress」と「女優」ではまたまったく異なるニュアンスとなる。


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『アデルの恋の物語』の名台詞

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~現時点でのうたちゃん生涯ベスト映画5本。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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1月、『ベニスに死す』のみならず『家族の肖像』も観ちゃったんだ。
いやいやいや、やっぱり凄い、ルキノ・ヴィスコンティ!
どちらもめちゃめちゃおもしろかった。

『家族の肖像』はわたし10代の頃、高知の土電ホールっつう映画館で観たのだな。
高知まで派生してきた「ルキノ・ヴィスコンティブーム」を体感できたのは映画ファンとして幸運だった。

『家族の肖像』はバート・ランカスター主演で、同じくヴィスコンティの『山猫』と同様、そのエレガンスに心底惚れこんでしまう。
バート・ランカスター、我が愛する生涯ベスト俳優のトップ5に浮上してきたかも。

ところで『ベニスに死す』、うたちゃん(母)の生涯ベストの1本に浮上してきた旨お話ししたけれど、今のところですね、次の5本は間違いなくうたちゃんの生涯ベストだ。

『風と共に去りぬ』
『愛と哀しみの果て』
『太陽がいっぱい』
『帰らざる河』
『ベニスに死す』

詳細についてはまた後日。


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『アデルの恋の物語』の名台詞

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~「世界観」とか「伏線の回収」とかとは程遠い、蓮實重彦の映画への視点。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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ずいぶん前からよく耳にし、目にするのが「世界観」という言葉。
実に曖昧な使い方をされているけれど、「世界観」という言葉を使えば自分が(何か重要なことを論じている)ような幻想に浸れるのだろう。
同じくよく使われるのが、「伏線の回収」。
映画にしても小説にしても、伏線の回収を第一義とする鑑賞姿勢は豊かとは言い難い。
そもそも人間の人生に伏線などないし、なので回収されることもない。
ある種の神秘主義的思考で少し似た感覚を味わうことがあるけれど、それはまた別のお話。


次の蓮實重彦の言葉を見ていただきたい。

///

「パッとロングショットの画面になり、向こうに電車が見えるかと思うと、手前にも電車が走る。プロデューサーならそれはやめろと言うのではないかと思うような複雑極まりないショットを撮られている。あそこに感動してまして、やった!やった!と誰がやったんだか知りませんけれども(笑)、私はそう叫んでいた、自分でも知らないうちに…」

(『ユリイカ』12月号)より

///

これは『ユリイカ』2022年12月号で『ケイコ目を澄まして』を絶賛する蓮實重彦の言葉の一例だが、もちろん一般の鑑賞者が大批評家と同様の鑑賞眼を持てはしないけれど、しかしこのような映画表現に感動する感覚を身につけるべく映画と向き合う姿勢は持つべきである。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~岸井ゆきの主演女優賞受賞!『ケイコ目を澄まして』、毎日映画コンクール5冠。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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『ケイコ目を澄まして』が毎日映画コンクールで作品賞、主演女優賞含め5冠獲得。
嬉しいなあ。
主演女優はもちろん岸井ゆきの。
こういう人が日本の映画界にいて、しっかりと評価され、映画賞を受賞する…映画ファンの一人としては救われる思いなんですな。
特に日本は今、実写映画を無視する人たちが多いから。

ネットなどでもよく見かけるのが、「日本映画でおもしろいのはアニメだけで、実写はぜんぜんおもしろくない」とかいう書き込み。
これってぜんぜん間違ってるね。
大ヒットしたアニメ映画よりもおもしろい実写日本映画、毎年多く創られている。
「おもしろくない」と感じるのは、「映画の観方ができてない」だけのこと。
要するに「鑑賞眼」が育ってないの。

もちろん映画をどう観るかは人それぞれという部分はあるけれど、クオリティの高い作品をどう愉しむか、愉しめるか。
愉しめる人が多ければ多いほど、その国の文化水準は高いということになる。
当然のことですね。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~うたちゃん、生涯ベスト映画の一本に『ベニスに死す』が!。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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1月17日。うたちゃん(母)の内科定期受信日、自宅でのメイン映画はルキノ・ヴィスコンティ監督『ベニスに死す』。
たまたま今月WOWOWで放送があったからそうしたのだけど、ヴィスコンティ特集的に『揺れる大地』や『郵便配達は二度ベルを鳴らす』などもあり、映画ファンとしては当然どれも観逃せない。
と言うか、『ベニスに死す』とかもう何度観てるか分からないくらいだけど、今うたちゃんが観てどんな感想を持つかにも興味があった。
わたし『ベニスに死す』は最初に名画座で観て、超満員だったなあ。
最近ビヨルン・アンドレセンのドキュメントも観たし。
それにしてもアンドレセン来日時に日本語の歌詞でレコーディングもしているけれど、そういうの喜ぶ人がいたのかと。
普通「『ベニスに死す』のタッジオ(アンドレセン)」が日本語でレコーディングとか『ベニスに死す』のファンなら普通怒らないか?

で、この1月正に『ベニスに死す』を観たうたちゃん、いやうたちゃんもわたしとともに何度か観てるはずだが、かつては映画観賞中によく眠ってたからなあ、今回は大嵌り。
最初から終わりまで目をギンギン輝かせて鑑賞。
間違いなく、うたちゃん生涯ベストの一本に入ってきた。

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『アデルの恋の物語』の名台詞

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~うたちゃん、1月の内科受診 その2。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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採血後は検査結果が出るまで30~40分は待機。
その間に美ヒヨコ、持ってきたもちもちパンにめんたいこが入ってるやつと、病院の自販機で買った甘目ながらカロリー控えめのホットコーヒーで軽食としたが、どちらも口に合わずげんなり。
こういうのって、損した感強いんだよね。
その後うたちゃんに見当識関連の質問をしたり、いつも持ち歩いているノートにいろいろメモ書きしたり、スケジュール帖を確認したりとかで時間を過ごしていると、内科の前に設置されているボードにうたちゃんの受付番号が表示される。
(まあ早い方かな)と思いつつ診察室へ。
血液検査結果、特に大きな問題はなく、というのは内科主治医の見立てだが、いつも通り標準値に収まってない項目はいくつかある。
血糖値(HbA1c)がその一つで、短い診察時間、主治医が話題にするのがたいがいこの値。
7.1→7.2→7.3とこのところ検査の度に0.1ポイントずつ上がってきている。
まあこうした上がり下がりは今まで何度も経験済みで、「また次に頑張ります」ということで、1時間半ほど待って5分程度の診察時間だが、診察時間が長くなると(問題発生!)ということだろうから、これでいいのだと不快感はない。

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~うたちゃん、1月の内科受診 その1。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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1月17日はうたちゃん(母)の内科定期検査。
世の中真冬でも早朝からお仕事の方々の多い中、(寒くて起きられないよ~)などと甘えた言葉には違いないが、フリーランスでいつ起きてもいいという生活ではあり条、ホント、早く起きられない昨今である。
もちろんうたちゃんの自宅介護4年目、いわゆる介護疲れがこの美ヒヨコにも襲っているのは間違いないが、ここでちゃがまる(ダウンする)のではなく、ここで鍛え直し盛り返そうと試みてはいるのだが。
「ちゃがまる」って土佐弁かな。
で、内科受診の日は7時起きだ。
普通ならどうってことないよという時間だが、このところのわたし、9時前くらいにしか起きられない。
これを何とかせねばだけど、でもトイレ詰まりの時はクラシアンからの電話を待つために7時前に起きられたぞ。
やればできるじゃないか。
というわけで17日もどうにか7時に起きてÅ病院へ。
受付し、内科近くの椅子で待機。
まず採血に呼ばれ、うたちゃんの血管は細いからということで、採血できるまでに4回針を刺された経験もあるので、担当看護師さんに「なるべく一回で」と注文を出した。
するとこの度は一回で採血できたのだが、針を抜くとき痛かったらしく、うたちゃん、「痛い、痛い」と半泣きに。
こういう時すぐ半泣きになるうたちゃんなのである。
(つづく)

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『アデルの恋の物語』の名台詞

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