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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『アンモナイトの夜明け』と「映画ファンとは?」という問いかけ。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



『アンモナイトの目覚め』は19世紀英国で女性古生物学者と若い人妻が恋に落ちる映画。
二人とも実際に存在した人物をモチーフとしているが、その設定やストーリーは多くフィクション化されているという。
古生物学者を演じているのがケイト・ウィンスレット、若い人妻がシアーシャ・ローナン。
この二人が共演とあれば、「映画ファン」としては「必見」である。
いや、この一人でも出てたら間違いなく「必見」。

時に「映画ファンとは何か・映画好きとは何か」という議論がネット上などで起こるが、ことは単純ではない。
「ことは単純ではない」ということだけはまず知っておいてね。

『アンモナイトの目覚め』の見ものは、優れた映画はもちろんその作品のすべてが見ものだが、『アンモナイトの目覚め』は二人の女優、世界の若手女優トップランナーとなってから既に久しいシアーシャ・ローナンの相変わらずの鮮烈さももちろんだが、ここはやはりケイト・ウィンスレットの映画女優としての演技と存在感。
一見(ん?)と感じるほどの武骨な外見に仕上げ、しかも無口で無表情な古生物学者を演じるケイト・ウィンスレット。

・・・

『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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タグ:アート 映画
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