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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~マツコ・デラックスの「生涯ベスト」は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



マツコ・デラックスの番組の桃井かおりが出ていて、マツコ・デラックスといのは実にメディアティックな芸能人であって、フランス人の友人フェノン(仮名)なんかはいつも、「ありゃ何だ。何の意味もない」と言っていたのだけれど、ある時マツコが「『ダンサー・イン・ザ・ダーク』が生涯ベストだ」と言った時から「映画を愛する一人」として好感を抱いている。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』はラース・フォ・トリアー監督による凄い映画だけれど、わたし自身、「凄く好き!」という作品ではないが、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を「障害ベスト」だと公言するような人物は大好きだ。
マツコ・デラックスは映画館で『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を鑑賞し、号泣していたら、「OLに笑われた」そうで、それ以来「映画館で映画を観てない」というが、その話が盛ったエピソードなのかどうかは分からないけれど。


「詩」by末尾ルコ

31日に買った
白とピンクが絶妙に配分された
薔薇の話をしてみよう

二本の薔薇。
どちらも
白とピンクが絶妙に配分された

ところがその内の一本が
どうしたことか
ずいぶんと淫らに
淫らに開いた
とても淫らに

ああその傍に
スイートピー

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