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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年5月28日 [愛の景色]

よかったね
本当によかったね
暗雲は去ったから
そしてこの文脈で
もう暗雲はあり得ない

もちろんそれとは違う文脈なら、
暗雲でいっぱいだ
人生だもの

でもさ、
あの文脈での暗雲とは金輪際縁を切れた
遅くはないさ、
今がバッチリのタイミングかもね

本当の自由を
自ら封じてきた自由を得られたのだから
この梅雨空の下で

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、一級の評論・批評」は高度にクリエイティブなんですね~永遠性を持つ『エデンの東』とジェームズ・ディーンは当然「オワコン」じゃないんです。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

まあしかし基本的には、「評論・批評」、ジャンルの充実、進化・深化には重要です。
「評論」について、「何もしないで屁理屈ばかり言っている」なんて文句つける人たちもいるけれど、少なくとも一級の評論であれば完全な「文学・芸術活動」なんですよね。
そもそも一級の評論が、どれだけの知識、知見、見識、そして感性によって書かれているか、それを理解するためにはかなり高度な知性が必要なのです。
ただですね、どのような評論、あるいは批評であっても、その基底に「ジャンルに対する深い愛情」がなければダメですけどね。

で、ジェームズ・ディーン。
平成になってからくらいかな。
どうもかつてほど人々に認識されなくなってきた。
これは日本だけではないようで、友人のフランス人フェノン(仮名)もジェームズ・ディーンについて、
「もう過去の人になっちゃってるよ」

と、言っていた。
映画大好きのフェノンだけれど、割とあっさりこんな発言することあります。
ちょっと軽率だとわたしはいつも思ってるんですけどね。

そすてそう、いやいやいや、わたしの意見としては、ジェームズ・ディーン、絶対に「過去の人」にしてはいけないと、今回の『エデンの東』鑑賞であらためて強く感じたんです。
だって映画作品が凄い、圧倒的なことに加え、ジェームズ・ディーンが凄い、圧倒的であり、たとえば近年のアカデミー賞作品賞獲得映画と比べても、『エデンの東』級の迫力ある作品は滅多にないです。
こういう作品を「過去のもの」にしては絶対にならない。
そしてジェームズ・ディーンという不世出の大スターも「過去の人」にしては絶対ならない。
何度も書きますけれど、昨今すぐに何かしらに関して「オワコン」なんて決め詰める人たちいますが、(AHOUだなあ)と笑うのではなく、こうした人たちが日本の文化状況を悪化させてますのでね、「違う流れ」を創っていかなきゃなりません。

(「オワコン」という言葉を使った人すべてを咎めているわけではありません。どんな言葉でも「使い方」が問題なのです)

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●末尾ルコ かつて語った「ジュテーム わたしはけもの」星田良子監督 [「言葉」による革命]

「ジュテーム わたしはけもの」星田良子監督

トンデモ映画ということを覚悟して、それでも「芦名星」をチェックするという使命感のもとに観たのだが、意外にも「まとも」に鑑賞することができた。芦名星の「色気」と「美しさ」が堪能できるが、最初から終わりまでわざとらしいまでに胸などを見せないのが「ジャパン!」。そのあたりはもはや苦笑するしかないか。洞口依子の存在が効いている。芦名星…本当に惜しい。


タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年5月27日 [愛の景色]

本当の自由を
自ら封じてきた自由を得られたのだから
この梅雨空の下で


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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、かつてジェームズ・ディーンは「青春の象徴」だった、そして淀川長治は「別格の映画評論家」だった。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

日本でもですね、かつては日本でもいわば「青春の象徴」といった特別な位置づけでしたね。
あるいは「若者の反抗の象徴」とか「反抗する若者の象徴」とか。
わたしはそうした時代にジミー(ジェームズ・ディーン)に入れ上げたことはないけれど、特別な存在としての意識は常にあったし、多くの日本人も同様だったでしょう。
特に小森のおばちゃま(小森和子)はジェームズ・ディーンを自らの恋人のように語るのが芸風でしたね。
それと水野晴朗は『風と共に去りぬ』に対するこだわりをいつも語ってました。
他にもテレビへよく出る映画評論家として荻昌弘もいましたね。
ただ端的に言って、「淀川長治は別格」であって、誰とも比べられません。
評論家としてどうこうを遥かに超えた、「存在の凄み」なんですね、この方は。
この辺の違いが分かるかどうかっていうのは大きいと思います。
それとですね、これも折に触れ主張していきますが、ネット社会が浸透し、よくある書き込みが「映画評論家なんてオワコン」「ユーザーレヴューがあるから映画評論なんていらない」「誰が映画評論なんて読んでるんだ」などなど。
もう馬鹿々々しくてやってられないんだけれど、どんな分野でも成熟・充実すれば、「評論・批評」が発生するものだし、必要です。
どこの誰が書いてるか分からないユーザーレヴューと一緒にするなんてあり得ない。
いや、「映画評論家・映画評論」を名乗る中にもお粗末なものもあります。
どんなジャンルにも一級品から下等なクオリティまでありますからね。
別に有村崑のこと言ってるわけじゃないですよ(笑)。
あれ?言ってます??(笑)

いやまあ正直なところ、あの御仁をお好きな方もいるのかもしれませんが、個人的には有村崑に「映画がどうこう」なんて語ってほしくないですわ。
どうにもこうにも品性が…。

・・・

5月25日、高知市長からコロナ感染確認数について、「危機的な状況」という言葉が出た。
4月は四国の他3県が多数の感染確認に見舞われたのだが、それが落ち着いてきた頃から測ったように高知が。
「会食での感染が多い」というが、このご時世本当にちっとは我慢できないものか。


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●末尾ルコ かつて語った「NOセックス、NOライフ!」バート・フレインドリッチ監督 [「言葉」による革命]

「NOセックス、NOライフ!」バート・フレインドリッチ監督

ジュリアン・ムーア出演作ということで観始め、前半はまずまずかと思っていたのだが・・。後半から終盤、アメリカ映画の(わたしの思う)もっとも悪い部分が出た「虫酢の走る」の展開。特にデイビッド・ドゥカブニー、ビリー・クラダップ演ずる「男」の性格、行動には、芝居とは言え身の置き場もないほどの不快感を覚えた。(わたしにとってだが)まぎれもなくここ数年で観た映画の中で「最悪」の部類に入る。




タグ:映画 アート
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年5月26日 [愛の景色]

でもさ、
あの文脈での暗雲とは金輪際縁を切れた
遅くはないさ、
今がバッチリのタイミングかもね



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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、凄い、すごい、凄い!何がって?『エデンの東』列車の屋根のジェームズ・ディーンからのイマージュと山田姉妹とオルガ・キュリレンコが好きと告白と!! [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・


『エデンの東』の映画中、ジェームズ・ディーン演じる「キャル」は進行中の列車の屋根の上にいる…決して長いシーンではない。
なのにこのシーンによって「キャル」の孤独、ひいては「人間存在の孤独」がわたしたちの内部にどんどん膨れ上がり、さらにそこから表現し難い巨大な底無し沼が出現し、膨れ上がる。
でもひょっとしたら、底無し沼へ沈めば沈むほど素晴らしい世界が見えてくる可能性がでてくるのかもしれないけどね。

『エデンの東』でジェームズ・ディーン=キャルはずっと、「父に愛されてない」と悩み続けている。

・・・

5月21日の夕方、山田姉妹の歌を愉しみ、心に沁み、窓の外はSF的夕焼けでした。その後ぼくは、ランボーの詩を読んだのです、いつものように、堀口大學訳の。
これからあらゆるものを連動させる試みをしていくと誓いつつ。

・・・

オルガ・キュリレンコが好きである。
そこでオルガ・キュリレンコ出演映画を振り返ってみよう。

『薬指の標本』
『パリ、ジュテーム』
『007 慰めの報酬』
『故郷よ』
『トゥ・ザ・ワンダー』
『陰謀のスプレマシー』
『セブン・サイコパス』
『オブリビオン』
『ヴァンパイヤ・アカデミー』
『スパイ・レジェンド』
『ディバイナー 戦禍に光を求めて』
『ロープ 戦場の生命線』
『その女諜報員 アレックス』
『ある天文学者の恋文』
『スターリンの葬送狂騒曲』
『ガン・シャイ』
『ザ・ミスト』
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
『MARA/マーラ』
『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』
『15ミニッツ・ウォー』
『ウィッシュ・ルーム』
『ザ・クーリエ』
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

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●末尾ルコ かつて語った「砂と霧の家」ヴァディム・パールマン監督 [「言葉」による革命]

「砂と霧の家」ヴァディム・パールマン監督

イランからの移民を巡る重厚で絶望的なストーリー。けれど見事に生かされた光と影の映像により途切れることなく映像的快楽を味わえるというある種の矛盾が映画というものの魅力だ。ジェニファー・コネリー、ベン・キングズレー始め、俳優陣も実にいい。


タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年5月25日 [愛の景色]

もちろんそれとは違う文脈なら、
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