●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~6月、北別府学も死んだ~映画の綾野剛のテレビドラマの位置づけ。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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去年から、アントニオ猪木、高橋幸宏、坂本龍一、そしてこの6月には北別府学も亡くなった。
まあこの3人を並べるのもどうかと思うが、いずれもある時期、わたしにとってとても大切だった人たちばかりだ(坂本龍一に関しては、死去後もわたしの中でその存在が大きくなり続けている)。
今は野球、だけでなく、スポーツ観戦とは程遠い生活となってしまったわたしだが、特に高校時代は広島カープに入れあげた。
日本一に何度もなった強い広島カープ。
その中で大エースだっただけでなく、スポーツ選手らしからぬ独特の雰囲気を醸し出していたのが北別府学だった。
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綾野剛は朝ドラに出演してから日本全国で一般の人たちにも知られるようになり、「俳優が知名度を上げる」という点のみにおいては「朝ドラ恐るべし」なのだけれど、この状況をわたしは当然いいものとは思っていない。
それはさて置き、「朝ドラで有名になった俳優」は数多いが、ざっくりと「完全なぼっと出」と「もともと映画や舞台でかなりの実績がある」の2通りのタイプに分けることができ、綾野剛は当然後者である。
で、綾野剛の場合、大きく知名度を上げた後もその基本スタンスは変わらずに、インディを中心に様々な映画へ出演し続けている。
その中にはいわずもがなの過激な内容の作品もかなり多く、と言うか、テレビドラマなどでヌルい役を演じれば演じるほど(テレビでもヌルくない役、時にありますが)、過激な映画出演も増えているような気さえするが、実は映画というものは真正面から取り組んだ作品は、現在の社会常識の中では「過激」に捉えられるような内容になってしまうだけで、実はこの「現在の社会常識」の方がおかしいのである点注意が必要だ。