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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~役所広司がメンバーとなったカンヌ男優賞、その歴代受賞者は? [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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カンヌ国際映画祭男優賞を獲得した役所広司。
それでは歴代男優賞獲得者はどのような顔ぶれか、おおまかに見てみよう。
マーロン・ブランド
スペンサー・トレイシー
ポール・ニューマン
オーソン・ウェルズ
ジャン・ルイ・トランティニャン
マルチェロ・マストロヤンニ
ジャック・ニコルソン
フェルナンド・レイ
ジャック・レモン
ミシェル・ピッコリ
ウィリアム・ハート
フォレスト・ウィテカー
ジェラール・ドパルデュー
ダニエル・オートゥイユ
ショーン・ペン
ティム・ロビンス
トニー・レオン
ブノワ・マジメル
トミー・リー・ジョーンズ
ベニチオ・デル・トロ
ハビエル・バルデム
ジャン・デュジャルダン
マッツ・ミケルセン
ブルース・ダーン
ホアキン・フェニックス
アントニオ・バンでラス
ソン・ガンホ

どうです。
とてつもないスーパー俳優たち。
役所広司はこの中の一人になったわけだ。

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子どもの頃に「一番素敵な顔」だと思っていた俳優はポール・ニューマンだった。
ポール・ニューマンほどの大スターではないが、ロバート・ショウの顔も大好きだった。
「だった」と過去形で書く必要はない。
今でも二人の顔は大好きだ。
最近ポール・ニューマン主演、アーサー・ペン監督の『左ききの拳銃』を観て、改めて心底感じた。
若き日のポール・ニューマンの顔は、大理石の彫刻そのものである。
ミケランジェロが掘り出したかのごとき、完璧なフォルムの顔だ。
あまりに美しく、しかも男臭い。
男臭く、しかしマッチョではなく、デリケートで知的で、そしてワイルドでアウトローで、しかも存分に正統的でもある。
ニューマンの顔を見ているだけでも当然となる90分強が『左ききの拳銃』である。

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