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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~スザンヌ・ランドンによる『スザンヌ、16歳』とは~『ジョン・ウィック』の基調とは。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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『スザンヌ、16歳』というフランス映画があって、とても興味深く観た。
女性監督のスザンヌ・ランドンがカンヌ国際映画祭で同作品によって注目されたのが2020年、まだ20歳の時だった。
しかも脚本も自分で書いたのみならず主演もスザンヌ・ランドンだ。
両親ともに名優。
父親がヴァンサン・ランドン、母親がサンドリーヌ・キベルラン。
この両親であれば娘のスザンヌが映画界へ入ることはさほど難しくなかったと想像されるが、それはさて置こう。(つづく)

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要するに、1970年代までのアクション映画は、その中で主人公の人間性や生活を、それが多くの場合は皮相的でパターン化されたものであっても、まがりなりにもどうにか入れようとしていたし、あくまで「ストーリーの中の見せ場」としてアクションシーンが存在していたわけである。
それが1980年代、シルベスター・スタローンの『ランボー』シリーズ、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーの『コマンドー』などにより、70年代までのアクション映画の方法論は極めて影の薄い状況に追いやられてしまった。
いわゆる、「ノンストップ・バトル・アクション映画」の台頭だ。

で、『ジョン・ウィック2』のクオリティについて先に書いておくと、

「基調は70年代アクションであり、そこへ80年代バトル・アクションの要素をいくらか取り入れている」というところなのである。



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