SSブログ

●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『鉄道員』の広末涼子の不倫血祭の件~『ヒトラー暗殺、13分の誤算』。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

///
  
★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

///

もちろん『鉄道員』にも観どころはあって、言うまでもなく何と言っても、高倉健の鉄道員姿。
高倉健の鉄道員制服姿と北海道の雪景色。
これだけで鑑賞の価値がある。

が、映画全体で言うならば、例えば高倉健の妻役が大竹しのぶであるとか、あるいは広末涼子の存在であるとか、高倉健主演映画としてはミスマッチに感じられるのだ。

広末涼子と言えばこの五月、不倫云々でネット血祭りにあげられておりました。
まあとにかく芸能人の不倫ネタが大好きな暇人が多過ぎである。

・・・

映画館で『ダンケルク』を鑑賞するのと前後して、家で『ヒトラー暗殺、13分の誤算』と『大脱走』を観た。
3本とも第2次世界大戦、ナチス・ドイツが大きなテーマの作品だ。
これは意図したわけではなくて、たままたま鑑賞順がそうなったのだが、ナチス・ドイツという題材はこの先も容易に尽きることはなさそうだ。
例えば同じ第2次世界大戦でも、ムッソリーニのファシスト党を主要なテーマとする映画はそうそう制作されない。
もちろんハリウッド映画の場合は、「どの程度米国を含む連合軍と戦ったか」によって、映画としてのストーリーが成立するか否かというポイントがあるのだから当然と言えるかもしれないが。



わたしは『ダンケルク』鑑賞前に『ヒトラー暗殺、13分の誤算』を観て、『ダンケルク』の後に『大脱走』を観たのであるが、『ヒトラー暗殺、13分の誤算』はナチス時代のドイツで何度となく試みられた「アドルフ・ヒトラー暗殺計画ならび未遂事件」の一つであり、トム・クルーズ主演『ワルキューレ』として映画化されたシュタウフェンベルク大佐の暗殺未遂事件と並んでよく知られたものの一つである。
この事件は独りの家具職人ヨハン・ゲオルク・エルザ―によって計画・実行されたという特殊性が歴史上名高いし、『ヒトラー暗殺、13分の誤算』のタイトルから正しくその計画や実行の過程が描かれていると思いきや、エルザ―と人妻との「不倫愛」にじっくり時間を割いている点、かなり意外で、その意味では変におもしろい映画だったと言える。

nice!(17)  コメント(2) 
共通テーマ:アート