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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~「映画は映画館で」という原則をいつでも胸に~ミッキー・ロークを「別の俳優」にした『レスラー』。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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配信で映画鑑賞するのは大いにけっこう。
どんどん観るべしである。
あ、映画を観る時、「視聴」じゃなくて「鑑賞」という言葉を使いましょうね。

で、配信鑑賞大いにすべしだけど、「配信だけでけっこう」とは決してならないし、そうなってはならない。
だっていくらホームシアターでも、映画館で観るのとはぜんぜん違うんだもの。
ましてスマホ鑑賞と映画館鑑賞では次元が違い過ぎる。
決して高を括ってはいけないのだ。

これは決して「映画館以外はダメ」と主張しているのではない。
わたしとて、うたちゃん(母)を介護しているなどの理由でずっと映画館へ行けてない。
要するに、映画館へ行けない状況に置かれていても、「映画は映画館で鑑賞するのが最高」という認識を忘れることなきように。そういうことだ。


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「レスラー」ダーレン・アロノフスキー監督

一人の落ちぶれたプロレスラーをストレートに描いた作品だが、語り口の心地よさでまったく退屈させない。また「プロレス界」を比較的正確に描いた映画としても特筆されるだろう。ミッキー・ローク演ずる主人公のレスラーに中途半端な救いは訪れず、しかしどういうわけかポジティブな手触りが残る。娘役エヴァン・レイチェル・ウッドのゴシックな美貌で作品の楽しみが増している。

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