●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~レッド・ツェッペリンにうっとりうたちゃん~『ヒトラー暗殺、13分の誤算』のおもしろさ。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。
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レッド・ツェッペリンの曲はだいたい好きなんだけど、「The Rain Song」とか「California」とか、アコースティック的ナンバーの美しさときたら、特にハードロックバンドとしては比類ない。
そんなレッド・ツェッペリンの映像を朝から流していると、うたちゃん(母)時間を忘れて食い入るように観てしまう。
そんなうたちゃんをわたしは誇りに感じる。
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わたしは『ダンケルク』鑑賞前に『ヒトラー暗殺、13分の誤算』を観て、『ダンケルク』の後に『大脱走』を観たのであるが、『ヒトラー暗殺、13分の誤算』はナチス時代のドイツで何度となく試みられた「アドルフ・ヒトラー暗殺計画ならび未遂事件」の一つであり、トム・クルーズ主演『ワルキューレ』として映画化されたシュタウフェンベルク大佐の暗殺未遂事件と並んでよく知られたものの一つである。
この事件は独りの家具職人ヨハン・ゲオルク・エルザ―によって計画・実行されたという特殊性が歴史上名高いし、『ヒトラー暗殺、13分の誤算』のタイトルから正しくその計画や実行の過程が描かれていると思いきや、エルザ―と人妻との「不倫愛」にじっくり時間を割いている点、かなり意外で、その意味では変におもしろい映画だったと言える。