●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~我が生涯ベストのひとつ『ぼくのエリ 200歳の少女』~「カブトムシ」の深み。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。
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aikoの「カブトムシ」の凄さをさらに深く考えている。
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『ぼくのエリ 200歳の少女』は我が生涯ベスト映画の一本だ。
生涯ベスト映画、何本あるだろう、少なくとも何十本かはある。
少なくとも100本近くはある。
もっとあるかもしれない。
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『ぼくのエリ 200歳の少女』トーマス・アルフレッドソン監督
恐怖、孤独、愛、永遠、戦慄、哀しみ、悪、怒り、そして美・・。およそ映画に求めるべきもののほとんどをこの作品は備えている。そして随所に見られる映像と絵画をかけ合わせたような絶妙なショット。莫大な制作費をかけて作られたCG満載の映画がバカバカしくなる。