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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~原田真二も課題曲にする件~『無防備都市』は当然ながら。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

///
  
★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

///


毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。
原田真二の「キャンディ」や「タイム・トラベル」
ガロの「学生街の喫茶店」
あるいは
ペドロ&カプリシャスの「ジョニーへの伝言」や「五番街のマリーへ」とか

いつ聴いてもぜんぜん古びないよね。
これらもうたちゃん(母)の課題曲としよう。
ぼくも大好きだからね。

・・・

「ドイツ零年」ロベルト・ロッセリーニ監督

戦後1947年のドイツ。家計の足しにするために盗みを働く少年の恐るべき選択とナチス思想の影。ストーリーだけを見ると実に陰惨なものなのだが、作品は動的で陽性の美と活力に満ちている。「ネオレアリズモの傑作」などという歴史的コンテクストを抜きにしても映画ファンであれば必見の作品。

※ロベルト・ロッセリーニ『無防備都市』。
 映画が好きなら誰でも「映画ファン」で間違いないけれど、「不特定多数に発信する映画ファン」足り得るためには「観ておくべき映画」がある。
ロベルト・ロッセリーニ『無防備都市』は当然その一本。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『雪之丞変化』、冴え渡る市川崑演出、少年のような雷蔵~「トランスポーター3 アンリミテッド」はどこがおもしろい。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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長谷川一夫主演『雪之丞変化』。
女方に扮した長谷川一夫が親の仇と復讐を狙う。
市川雷蔵も出ているが出番は多くない。
けれど『雪之丞変化』の雷蔵はポップで少年の面影さえみせつけてくれる。
監督は市川崑。
光と影のコントラストを存分に活用し、構図もすべて胸がすく鋭さ美しさ。
音楽は時にジャズも使われている。

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「トランスポーター3 アンリミテッド」オリヴィエ・メガトン監督

「なぜこの女優がヒロイン?」という疑問はさて置いて・・、100分余りを手堅く楽しませてくれるアクション作品となっている。「手堅く楽しませる」・・これが昨今案外難しいのだ。最初から終わりまでアクションにすればいいというものではない。この作品では主人公(ステイサム)とヒロインの車中での会話が絶妙のアクセントになっている。敢えて外しながら奇妙にアーティスティックなのである。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~エライザ(ケアマネさん)は草野まさむねが熱列に好き~美ヒヨコの好きなゾンビもの的映画。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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エライザ(ケアマネさん)はスピッツが大好き。
犬じゃなくて、バンドだよ
若き日から好きだったということで、今でも若いけどね、ずっとファンクラブへも入っているそう。
スピッツは最近高知公演もやったそうだけど、もちろんそれへもいっている。
と言うか、スピッツと言うよりも、草野まさまうねが好きなので、他のメンバーは目に入ってないそうだ。
他のメンバー、可哀そう。

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「デイ・オブ・ザ・デッド」スティーヴ・マイナー監督

ゾンビ物にまったく思い入れがなく、ゆえにジョージ・A・ロメロの作品にもとりたてて思い入れがないものだから、ゾンビが速く動くからといって腹を立てたりはしないのだが・・。それにしてもこの作品のゾンビ、スピーディ過ぎるのである(笑)。それにしてもこれだけゾンビの動きが速いと敢えて「笑い」を狙っているのかとも思うが、映画全体に漂う雰囲気には、そのような高邁な(笑)意志は感じられない。「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリが無理のあり過ぎる「伍長」役で出ているが、「ケロロ軍曹」の中で「伍長」と言えばギロロである。

わたしの好きなゾンビもの的映画

『リトル・モンスターズ』(ルピタ・ニョンゴ主演)
『ゾンビランド ダブルタップ』

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『浜の朝日の嘘つきどもと』にリリアン・ギッシュの『東への道』~末尾ルコ選定 トム・ハンクス出演映画トップ10。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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『浜の朝日の嘘つきどもと』の監督はタナダユキ、主演は高畑充希。
高畑充希は舞台畑の印象で、映画ファンの美ヒヨコとしてはピンと来る存在ではなかったのだが、このような映画に主演しているとなると応援しなければならないだろう。
福島の廃業を決めたミニシアターを立て直すべく奔走する高畑充希。
それにしてもさすがタナダユキ。
いきなりリリアン・ギッシュの『東への道』の映像が映し出される。

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末尾ルコ選定トム・ハンクス出演映画トップ10。

1『プライベート・ライアン』
2『ハドソン川の奇跡』
3『ロード・トゥ・パーディション』
4『ブリッジ・オブ・スパイ』
5『アポロ13』
6『キャプテン・フィリップス』
7『フィラデルフィア』
8『プリティ・リーグ』
9『フォレスト・ガンプ 一期一会』
10『ダ・ヴィンチ・コード』

これは再検討しなきゃね。
まあこういうものは常に暫定的だから。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『浜の朝日の嘘つきどもと』も『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』も『隆二』~そしてラウラ・アントネッリ、テレサ・ラッセル、グレタ・スカッキ。ヴァレリア・ゴリノ。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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『浜の朝日の嘘つきどもと』も
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』も
よかった。
充実した映画鑑賞時間。
そして中居正広の、地上波ゴールデンタイムの番組で『竜二ぬ』を語る大沢たかお。
これは「快挙」である。

・・・

だからというわけではないですが世界に目を向けてみますと、いやもちろん国によって文化圏によってどんな人を「セクシー」「色気がある」「肉感的」と多くの人が感じるかはかなり違うのですが、わたしが映画史上とりわけ「素晴らしいフェロモン」を感じてきた女優たちを挙げさせていただきますと、

ラウラ・アントネッリ
テレサ・ラッセル
グレタ・スカッキ
ヴァレリア・ゴリノ

と、この4人。
精査したら(笑)他にもいるかもしれませんが、すぐに思いつくのはこの4人。

ラウラ・アントネッリに関しては、『青い体験』によって多くの映画ファン(特にもちろん男性)にとって「完璧なエロス」として今後も君臨し続けること間違いなしです。
まあこの4人はあくまで日本人のわたしが感じるエロスであり、当然ながら人によって、あるいは国によって感じ方は違うでしょう。
とは言え、4人ともエロティックな役を演じており、どの国の人が観ても、4人とも十分にエロティックなのはまず間違いないと思います。
他3人のエロティックな代表作を挙げておきますと、

テレサ・ラッセル『ジェラシー』
グレタ・スカッキ『推定無罪』
ヴァレリア・ゴリノ『タンジール』となります。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~大沢たかおは『竜二』について語った~ラミ・マレックのアカデミー賞。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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『中居正広の金スマスペシャル』っつー番組、観たことなかったんだけど、『沈黙の戦艦』出演の大沢たかお、玉木宏、江口洋介、笹野高史が出ていたので観てみたのが9月のある日。
民放地上波の番組としては珍しく演技論なども話題になったのだが、(この俳優は凄い)と思った人は誰という質問もあり、大沢たかおが挙げたのが映画『竜二』の金子正次。
いや、いいねえ、大沢たかお。

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ちょっとお話逸れますが、映画『ボヘミアンラプソディー』でラミ・マレックがアカデミー賞主演男優賞を獲ったですよね。
『ボヘミアンラプソディー』はそれなりに愉しめる作品として貴重なものだとは思いますが、それまで映画界ではほとんど実績のなかったラミ・マレックがいきなり主演男優賞受賞というのはどうなのかといまだ思ってます。
いや、決して『ボヘミアンラプソディー』やラミ・マレックを軽視しているのではない。
作品自体、その演技自体だけを見れば上等なものです。
要するに比較の問題。
長年に渡って素晴らしい作品に出続けている素晴らしい男優たちでオスカーを獲得してない人たちがいっぱいいるんです。
ちょっと挙げるだけでも、ジョン・マルコヴィッチ、ウィレム・デフォー、ヴィ五・モーテンセン、ロバート・ダウニー・ジュニア、ジェイク・ジレンホール、ライアン・ゴズリング、ダニエル・クレイグ、さらにトム・クルーズ、そしてロバート・レッドフォードも俳優賞は獲得していません。
『女王陛下のお気に入り』でオリヴィア・コールマンがしぇん女優賞を撮った時にも同じような感覚を持った。
いや、ラミ・マレックもオリヴィア・コールマンも素晴らしいですよ。
しかしそもそも『女王陛下のお気に入り』で彼女は「主演」だったのか?
わたしにはレイチェル・ワイズとエマ・ストーンが主演に見えたのですが。



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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~スタバのコーヒーを美ヒヨコは~バーブラ「Evergreen」と『アリー スター誕生』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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スタバのコーヒー、美味しいな、と。
コロンビア、エチオピア、カチカチ、ハウスブレンド、サイレントブレンド、ケニアなどなど。
でもわたち、長年(ほぼ)毎日スタバだけれど、コーヒーの味の区別、ほぼつきましぇん。

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バーブラ・ストライザンドの歌としては、いいものは数多く、中にはそりゃあ暑苦しくねちっこい歌唱もあるけれど、不世出の大歌手であることに疑いは持っていません。
その中でもわたしが最高とずっと前から信じている曲が「Evergreen」です。
曲想もメロディも素晴らしく、何と言ってもバーブラ・ストライザンドの力強くしかも繊細極まりない歌声の魅惑がフルに発揮されている。
ぜひ一度聴いていただきたい一曲です。

「Evergreen」はバーブラ・ストライザンドとクリス・クリストファースンが共演した『スター誕生』のテーマ曲なんですが、作品としてはブラッドリー・クーパーが監督し、本人とレディ・ガガが主演した『アリー スター誕生』の方がよかった。
この作品中ガガによって歌われる曲の数々も素晴らしいものばかりです。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『狼たちの午後』『ネットワーク』、そして『カッコーの巣の上で』の時代~シドニー・ポラックのフィルモグラフィ。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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ぼくが子どもの頃、自らを「映画ファンである」という自覚が芽生えた時期、『狼たちの午後』とか『ネットワーク』とか、凄く輝いて感じていた。
それと『カッコーの巣の上で』。
初めて自分のために買ってもらったシングルレコードはひょっとしたら『カッコーの巣の上で』と『タワーリング・インフェルノ』だったかもしれない。

・・・

とっても素晴らしい『雨のニューオルリンズ』。
そんなわけで、監督のシドニー・ポラックの主要作品について振り返ってみましょう。
『ひとりぼっちの青春』(1969)
『大いなる勇者』(1972)
『追憶』 (1973)
『ザ・ヤクザ』 (1974)
『コンドル』(1975)
『ボビー・デアフィールド』 (1977)
『出逢い』(1979)
『スクープ 悪意の不在』(1981)
『トッツィー (1982)
『愛と哀しみの果て』(1985)
『ハバナ』(1990)
『ザ・ファーム 法律事務所』(1993)
『サブリナ』(1995)
『ランダム・ハーツ』(1999)

ロバート・レッドフォードと6本も組んでますね。
特に女性に人気の高い作品が『追憶』ですが、高倉健主演で『ザ・ヤクザ』を撮っていることも忘れたくないですね。
ポラック作品としては「珍品」とも言える『ザ・ヤクザ』ですが、それだけに十分観応えがあります。



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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~シドニー・ルメット全盛期の3本の映画~ブラピよりレッドフォードが「gorgeous」。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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ぼくが映画ファンになって間もない時期、シドニー・ルメットは奉っていた映画監督の一人だった。
なにせ彼は既に、アル・パチーノと組んだ『セルピコ』、『狼たちの午後』、そしてフェイ・ダナウェイにアカデミー主演女優賞をもたらした『ネットワーク』の監督であり、この3作品は子どものわたしにとって神話的にさえ感じる存在だった。

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ブラッド・ピットが『リバー・ランズ・スルー・イット』でスターダムにのし上がった時、「レッドフォードの再来」と言われたんですね。
確かに顔立ちとか金髪の感じ、似ているし、なにせ『リバー・ランズ・スルー・イット』がレッドフォード監督作だったから、「レッドフォードが後継者として指名した」的な話も巷間囁かれたものです。
そこで「gorgeos」という観点からレッドフォードとブラッド・ピットを比較してみると、まあ二人とも30代くらいとしてですが、レッドフォードの方がずっと「gorgeos」です。
ですね。
もちろん基本的にわたしの主観ではありますが、でも自分の人生ずっとそういうことを感じ、考えてきているから、自分の審美眼にはある程度以上の自信は持ってます。
レッドフォードとブラピ、わたしはブラピも好きですが、どう違うのか、そんなお話もまたしていきますね。

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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『旅立ちの時』はシドニー・ルメット~「gorgeous」なレッドフォード『雨のニューオルリンズ』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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リヴァー・フェニックス主演『旅立ちの時』。
いかにも青春映画なタイトルだ。
原題は『Running on Empty』だから日本語タイトルとはぜんぜん違う。
が、青春映画であることは間違いない。
しかし「青春映画」っていうカテゴリーもスゴイね。
そもそも「青春」といういかにも昭和な単語、まったく廃れることなく使われ続けてますね。
しかし驚いたのが、『旅立ちの時』の監督がシドニー・ルメットであるということ。

・・・

『雨のニューオルリンズ』を観たんです。
テネシー・ウィリアムズ原作の、シドニー。ポラック監督の、ナタリー・ウッドとロバート・レッドフォード共演で、チャールズ・ブロンソンも出演している『雨のニューオルリンズ』を、観たんです。
初見ではない。
二度目か三度目の鑑賞。
『雨のニューオルリンズ』とはロマンティックなタイトルですが、原題は『This Property Is Condemned 』で「土地没収」という意味、1966年の公開です。

「土地没収」が『雨のニューオルリンズ』になるのはあんまりですが、日本版タイトルがこんな感じになるのはよくあること。
まあこの作品は確かに映画中、ニューオルリンズに雨の降るシーンはありますから、まっつたく出鱈目なタイトルというわけではないが。
しかし映画としては凄い。
上等過ぎるほどの作品です。
なにせまず若き日のナタリー・ウッドとロバート・レッドフォードが素晴らしい。
見事な見事な映画俳優としての力とカリスマを見せつけている。
若き日の、1960年代のレッドフォードの美しいこと。
こういう雰囲気を「gorgeous」と言うのです。
この英語、カタカナで書くと「ゴージャス」で、日本語だとどうも「豪勢に着飾った人」的なイメージで語られることが多いけれど、英語自体の意味はもっと深く響いてくるものなんですね。

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