メラニー・ロランは映画を愛している。だから映画はメラニー・ロランを愛す。

ああけれど。
いくら映画を愛していても、映画に愛されなかった女優もいる。
それは愛が足りなかったのだろうか。
それとも愛し方が正しくなかったのだろうか。

誰かを愛し、同じく愛される者もいれば、愛されない者もいる。

どちらにしても、愛することのない人生など無意味。