今、ジェフ・ブリッジスだ。
ジェフ・ブリッジスは最もいい意味で遣った時の「男」という言葉に世界で最もふさわしい人間の一人である。
ジェフ・ブリッジスは今も昔も、「男」なのだ。
女優ジャニファー・ジェイソン・リーと並んで、オスカー無冠の帝王的存在だとされていたジェフ・ブリッジスが「クレイジー・ハート」によってオスカー主演男優賞を戴冠したのが去年。
そして今年もロマンティシズム溢れる「トゥルー・グリット」でノミネート。
昔からスターだったにもかかわらず、敢えてコマーシャルな映画をほとんど選択しないというスタンスを続け、いつの間にか全映画人から尊敬を集めるようになったブリッジスの全盛期が60歳前後からなんて最高じゃないか!