「僕とスターの99日」も第4話を数えたからといっていささか感無量であるということは特にない。
特にないからと言ってまったく感を持たないかというとそんなわけであろうはずもなくもないこともあり、だからと言って即座に世界が終るということもあり得ないわけではなくもないかも知れなくもあるわけだ。
まあそれはさて置き、「僕とスターの99日」。
肩の力を抜いて演じる西島秀俊の《いい顔》が一番の見ものと言えるのではないか。
前々から高度に「陰」を含んだ素晴らしい顔をしているが、このところの西島秀俊は「美しい」と表現してもいいほど惚れ惚れする顔になった。

「♦ 「言葉」による革命 ♦《いい顔》ムーブメント」の観点から見ても十分に素晴らしい顔だ。