ブルーリボン賞も発表されましたが、まずは第36回報知映画賞の話題。

作品賞は「八日目の蝉」。

この「八日目の蝉」って映画より前にNHKドラマで放送されてましたね。
壇れいと北乃きいというキャストでしたが、作りといい俳優の演技といい安っぽさは否めなかった。
映画は格の違いを見せましたね。
主演男優賞は堺雅人。
堺雅人も最近はすっかり映画中心で嬉しい限りです。

主演女優賞が永作博美。
「八日目の蝉」だけでなく、「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」も評価されたようです。
ほとんどの映画賞で井上真央でなく永作博美が「主演賞」を獲っていますね。
この点でも、日本アカデミー賞の「井上真央主演」という「特殊さ」がよく分かります。

助演男優賞がやはり「でんでん」。
助演女優賞が宮本信子。
監督賞は園子温。
特別賞は新藤兼人と原田芳雄。
そして新人賞にドキュメンタリー「エンディングノート」の砂田麻美監督となっています。