それにしても「ブルーバレンタイン」は見ものだ。
ミシェル・ウイリアムズとライアン・ゴズリング。
今まさに絶頂にある男女映画スターが才能ある監督の演出により「愛の喪失」を演じ切る。
こんな贅沢、簡単には実現するものではない。
最高の映画スターが「愛の映画」で共演した作品として思い出すものの一つが「恋に落ちて」である。
ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープ。
これこそ極めつけ、だ。
もちろんいかにミシェル・ウイリアムズとライアン・ゴズリングでもまだまだ遠く及ばない。
と、ここまで書いて、わたしの脳裏に「ニキータ」という映画が浮かぶ。