「ショパンを嫌い」という音楽ファンにはなかなかお目にかかれない。
わたしもショパンは大好きだ。
ショパンの祖国はポーランド。
ポーランド制作の映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」に期待するなというのが無理、だったはずだが・・・。
なにせショパン役の俳優が世紀の天才作曲家に見えない、ジョルジュ・サンド役の女優が時代を画した先鋭的な作家に見えない。
二人に加えてサンドの息子役と娘役の四人全員が芸術文化とは掛け離れた雰囲気をハイパーレベルで発散してくれる。
ある意味驚きの2時間ちょっと、「トンデモ映画」の一本に加えよう・・・。