美学
どのような美学にせよ、普通は「持ってない人」と話してもつまらない、ことが多い

高倉健
美学の塊のような人間
誰も「高倉健」にはなれないとしても、「高倉健」を目標に持つことはできる。
決して届くことがなくても、高い「目標」を持つか持たないかでは人生がまったく違って来る。

高倉健は、ジャン・ギャバンとイヴ・モンタンを目標として挙げ、最も感銘を受けた映画として「友人」であるというロバート・デ・ニーロ主演の「ディア・ハンター」を挙げた。

「ディア・ハンター」。
公開当時は左派から大きな攻撃を受けた作品でもあるが、その映画的価値はもちろん「政治性」とは別の次元にある。
コッポラの「地獄の黙示録」などと同様に、監督も俳優もスタッフも「狂って」いなければ決してできない映画。
「人間の限界」の挑戦し、超える映画・・・。