「絶世の美男」
「絶世の美女」

こう聞いて、さあ誰が頭に浮かびますか?
 
お手軽アイドル全盛の日本では、こうした言葉さえ「死語」なんて言われそうだ。

「絶世の美男」
ジェラール・フィリップ
「絶世の美女」
アヌーク・エーメ

これに文句をつける映画ファンはそういまい。
モジリアーニの悲劇を描いた「モンパルナスの灯」は、ジェラール・フィリップとアヌーク・エーメの共演で本物のファンタジーのような美しさを帯びている。